2009年01月16日

ガザ侵攻〜続報■記事のみ

CNN20090115a.jpg■ガザ攻撃、パレスチナ側の死者1100人に
 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で、パレスチナ側の死者は1100人に上っている。停戦への動きが詰めの段階のもようだが、現在もイスラエルによる大規模な攻撃が続いている。

 イスラエル軍の地上部隊は15日、人口が密集するガザ市中心部に向けてさらに侵攻した。巻き添えを恐れ、数千人のパレスチナ人が逃げまどっているという。さらに、国連施設や欧米メディアが入るビルも攻撃され、ケガ人が出ている。一方、イスラム原理主義組織「ハマス」は、約20発のロケット弾をイスラエルへ発射している。

 こうした中、イスラエル・テルアビブ入りしている国連・潘基文事務総長は15日、リブニ外相と会談し、国連機関への攻撃について、強い抗議の意思を示した。

 また、イスラエルのメディアは15日、「ハマスが停戦案に原則合意」と報じた。ハマスは否定しているが、エジプトが仲介するイスラエルとハマスの交渉は詰めの段階に入っているもよう。現地では、アメリカ・オバマ次期大統領が就任する20日よりも前に、事態を収拾させるのでは、との観測が流れている。

 イスラエル軍は駆け込み的にさらに激しい攻撃を加えるとみられ、民間人の犠牲の拡大が懸念される。[090116日3時13分更新]日テレnews24

■ガザ攻撃に対抗し「聖戦」呼び掛け、ビンラディン容疑者か

テープの声の主とみられるビンラディン容疑者。資料画像
(CNN) 国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者とみられる男が、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ攻撃を止めるため「聖戦」を呼び掛けている音声が14日、インターネットのイスラム過激派のウェブサイトに掲載された。

音声は22分で、ビンラディン容疑者からの聖戦への「招待」とされている。声の主である男が同容疑者であることは確認されていないものの、掲載先のサイトは過去にも同容疑者の声明を発表したことがあるうえ、音声は同容疑者がこれまでに録音した肉声と酷似している。

男は、米国が景気後退で急速に力を弱めたため、イスラエルがブッシュ米政権の終わりに合わせて駆け込むようにガザ攻撃を始めたと主張している。オバマ次期米大統領への言及はない。

ジョンドロー米国家安全保障会議(NSC)報道官は、音声がビンラディン容疑者の孤立を示し、アルカイダの思想などが世界各地で疑問視されるなかで同容疑者が影響力を維持しようと試みているとの見解を示した。同報道官はまた、アルカイダのプロパガンダ活動の一環で、活動資金集めを目的に音声が発表された可能性を指摘した。

ビンラディン容疑者とされる肉声が公になったのは、イスラエルが建国60年を迎えた昨年5月中旬以来。この時はパレスチナ解放を呼び掛けた。

■ガザの国連施設が炎上、イスラエルの侵攻は20日目に
0901月15日21時24分配信 CNN.co.jp

ガザ市(CNN) パレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市で15日午前、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の現地本部がイスラエル軍の攻撃を受け、炎上した。職員3人が負傷したとの情報がある。

昨年末からのイスラエル軍によるガザ攻撃は、20日目に入った。国連はガザを実効支配するイスラム強硬派ハマス、ならびにイスラエルの双方に即時停戦を求めている。

UNRWAのスタッフは、イスラエル軍が使った、国際条約で使用対象が制限されている白リン弾によって火災が起きたと主張している。

■ハマス、ガザ封鎖解除条件に停戦検討
 パレスチナ自治区ガザに侵攻したイスラエル軍と交戦を続けているパレスチナ側の強硬派ハマスが、「イスラエルによるガザ封鎖の解除」などを条件に、停戦を検討すると発表しました。しかし、封鎖が解除される見通しはなく、停戦に向けた具体的な動きはありません。

 12日、パレスチナ自治区ガザのハマス政府・ハニヤ首相は、テレビ演説を行い、「イスラエルによる侵攻とガザ封鎖の解除につながるいかなる提案にも協力する」と述べ、停戦調停の受け入れに前向きな姿勢を示しました。

 一方で、停戦の条件として要求している封鎖の解除に、イスラエルが応じる見通しはなく、停戦に向けた動きに繋がる可能性は低いとみられます。

 対イスラエル強硬派のハマス政権が誕生して以降、イスラエルは、1年半にわたってガザを封鎖する兵糧攻めを続けています。そのためガザでは今回の攻撃以前から、生活物資や医療物資の不足が危機的な状況に陥り、封鎖が続く中で、エジプト側に地下トンネルを掘って物資を搬入していました。

 しかし、イスラエルは、トンネルが武器の調達にも使われていることに反発、トンネルへの空爆を続けるとともに、ハマスの武器調達を阻止することなどを停戦条件として要求しています。(13日14:14)[090113日19時7分更新]TBSnews

■イスラエルの民族対立、英国に飛び火
 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が続く中、イギリスでは、イスラエルを支持するユダヤ系住民とパレスチナ系住民が対立、トラブルも発生している。

 ロンドンで11日、イスラエルを支持するユダヤ系住民らによるデモが行われた。ユダヤ系コミュニティー代表のヘンリー・グランワールド氏は「ハマスはテロ集団、人種主義者、そして反ユダヤ組織だ」と話す。

 一方で、反イスラエルのパレスチナ系住民も集まり、ユダヤ系住民とにらみ合った。

 また、ロンドンでは、ユダヤ系住民に対する嫌がらせが相次いでいる。あるバス停には「ユダヤ人を殺せ」という落書きがされたほか、ユダヤ教会が放火されるなど、この2週間で56件以上のトラブルが発生した。ユダヤ系警備会社のマーク・ガーデナー氏は「ロンドンでは、国家のイスラエルではなく、ユダヤ教徒に怒りが向いてしまうのです」と話す。

 政治的対立に市民が巻き込まれることを嘆く声は双方にある。あるパレスチナ系住民は「私がデモに参加するのは、ユダヤ人ではなく、国家としてのイスラエルを非難するためだ」と言い、ユダヤ系警備会社のマーク・ガーデナー氏も「最悪なのは、今の摩擦が世代を超えて受け継がれることだ」と言う。[090112日2時48分更新]日テレnews24
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2009年01月14日

日テレプラネ「資本主義経済は自壊したのか?」より棒書き?

刺激的なタイトルに思わず、のめりこんでしまったオレってつくづくとアホだと思ったね。
なぜって、聞かれても返答に窮する部分があるけど、まあいいっか、であっさりと流してしまおうよ。

この殺人的な真に予告的なはなはだ迷惑的なタイトル(ええ、表現が乱れてまっちゅ)に対しては、解説者の櫻川昌哉慶大教授は「大げさ」と断っていますが、臆するどころか、威風堂々といった感じでしたね。
どっちにしろ、似たようなもん、とでも言いたげ?

聞き手は、おなじみのシッチーこと○○(名前を失念)。

眠たいし、睡眠をサボると、今日のハードな仕事に支障をきたすおそれも生じるから、先を急ぎます。

櫻川教授は、「金融危機の問題の所在と対策について考える」と、守備範囲を鮮明にして、「具体的には、新しい仕組みの問題とかなんとか。
そういえば、アメリカ式のグローバルとか市場万能主義が終わりを告げたという説があるとかなんとかおっしゃっていました。

切り込み隊長なんですかね、シッチーが「証券化」の問題について水を向けたところ、教授は「ちょっと違う」と打ち合わせどおりの反応ですね。
この後、障害が取り除かれたみたいに、「単なる証券化という制度設計自体のケアレスミス」と、教授の取って置きの説を怒涛のように披露。

証券化のメリットとして「リスク分散」を挙げ、デメリットとして「債権回収の責任主体のあやふやさ」を指摘する。

註*証券化とは、資産を証券の形にしてバランスシートから切り離すこと。
会社が保有する、貸出債権、売掛債権、リース債権、住宅ローン、自動車ローンなど、キャッシュフローを有無資産が証券化の対象になる。仕組みとしては、それらの資産を、証券発行を目的として設立した特定目的会社(SPC)に譲渡し、それらの資産が生み出すキャッシュフローを原資として配当の支払いを行う証券を発行し、投資家に販売する。そのようにして発行された証券は、ABS(資産担保証券)や、MBS(モケージ証券)など。
「all about」http://kw.allabout.co.jp/glossary/g_money/w004700.htm


借主と銀行と金融機関の三者関係を図でもって説明。
銀行の持っている借主の情報(審査基準など)が金融機関に移転しない問題を指摘する。

欧米の金融危機対策として、次の4つを挙げる。
・超金融緩和・・・ゼロ金利も辞さず、量的緩和も視野に
・大幅な財政出動
・破綻銀行の救済、公的資金注入
・弱体化した産業の保護・救済

日本のアメリカ発金融危機に対する見解は、はじめは余裕をかましていたが、後に「100年に一度の金融危機」と大きく変わるなど、「読みの甘さ」を教授は指摘。

但し、「証券化による被害が小さいのに、なぜ日本は株価下落率が世界最大なのか」と日本経済の問題点を分析。

「日本に求められる対応」として、次の3つをアドバイス。
@外国人に頼りすぎた/株式市場の弱さを認識する
A「ホームバイアス」の勧め
B銀行の余剰資金を市場にシフトさせる政策を

余剰資金は、50兆円から70兆円はあると教授。


なお、「ホームバイアス」については、次にあるようにSHINOBY`S WORLDを参照。

■ホームバイアス2007年1月 1日
新年おめでとうございます。

本年も本Blogによろしくお付き合いをお願いいたします。昨年同様、資産設計からB級グルメ、本、音楽、仕事・・・と気の向くまま自分勝手なことを書かせていただきます。

マネックス・ユニバーシティのサイトにも新年のご挨拶を掲載させていただいた。顔が少しむくんでいるのはご愛嬌ということで、今年も個人投資家の資産設計について真面目に考えて、様々な提案をしていきたいというのが仕事上の目標である。プライベートに関してはまた追々書いていきたいと思っている。

昨年はグローバルな株高が資産運用の最大のトピックスであったが、日本の株式の時価総額は世界の株式市場の1割強である。もし世界の株式市場に日本を含めてインデックス運用するとしたら、外国株式を85%、日本株を15%というような資産配分になってしまうのである。これはあまり心地よい配分とはいえない。やはり日本の株式は日本の投資家にとっては特別なアセットクラスなのである。

それはアセットアロケーションを考える上でホームバイアスという言葉で表現される。例えば日本の投資家であれば、外国株式よりも日本の株式に多めに資産配分をすることを指す。日本で生活することを前提に考えれば、このホームバイアスというのはリスク許容度という心理的なものからみても意味のあることなのである。

資産設計塾では日本株を30%、外国株式を20%というのを標準的なアセットアロケーションとして提示している。これはホームバイアスも考慮した心理的に抵抗の無い比率として計算したものであるが、今後BRICsやそれ以外の発展途上国の成長を考えると外国株、日本株という配分方法が果たして適切なものか常に考える必要があると思うようになった。

例えば、アセットクラスを日本株、外国先進国株、外国新興国株といったようにさらに細かく分類するようなことも出てくるのかもしれない。確かにリスクの高い新興国株式であるが、米欧日のG7のような国を中心とした経済が終わりと告げ、資本主義化する中国、アウトソースとITのインド、資源のロシアなどを含めた経済がこれからも世界の中心になるように思えるからである。

新興国ブームに乗りすぎるとまたかつての80年代バブルやITバブルと同じ轍を踏んでしまう危険があるが、循環的な変化と構造的な変化の見極めはしっかりしておく必要がある。

日本はかつてのイギリスの歴史から学び、未来に備える行動を一日も早くすべきであると思うのである。

http://www.shinoby.net/2007/01/post_371.html



■View 資本主義経済は自壊したのか?
 様々なニュースのポイント、行方について、日テレNEWS24の特別解説委員が深く、鋭い解説をする「プラネット・View」。13日は「資本主義経済は自壊したのか?」をテーマに、慶応義塾大学経済学部・櫻川昌哉教授が解説する。(デイリープラネットより。動画配信のみ)[090113日22時25分更新]日テレnews
posted by 9組の秋六 at 05:32| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

「ガザ侵攻」続報■エジプトの調停案を読み解く〜アラビー紙の記事引用■ゲーム論は不発?

 フランス政府の提示した停戦案は、「人道支援のため、48時間の停戦」(日テレコム)を呼びかけるものだったが、「現実的でない」(同)と拒否されている。
 これに対してエジプト政府の停戦案が出され、7日に「3時間停止」(ANNnews)が実現するも、なぜか援助物資を運んでいた国連の職員がイスラエル軍の攻撃にさらされ、2名死亡。

さらに、日テレのニュースによると、「国連安保理で停戦決議が採択されたが、イスラエルとイスラム原理主義組織「ハマス」は共に停戦決議を拒否した」とあり、イスラエル寄りのアメリカが「様子見」のため、棄権に回ったことにより国連決議の実効性は薄いとしている。


■イスラエル政府、仏国の停戦案の拒否を決定<08/12/31 22:26日テレコム>
 イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆で、フランスが呼びかけていた停戦案について、イスラエル政府は31日、この提案を拒否することを決定した。
 停戦案はフランス・クシュネル外相が30日、イスラエルとイスラム原理主義組織「ハマス」の双方に、人道支援のため、48時間の停戦を呼びかけていた。
 地元メディアなどによると、イスラエル政府は31日、フランスの提案を拒否し、軍事作戦の継続を決定したという。また、イスラエル外務省の報道官は、停戦案について「ハマスがテロ攻撃をやめる確証がない限り、受け入れは現実的でない」と述べている。イスラエルは31日も、限定的ながらガザへの空爆を続けている。
 一方、ハマス側も停戦案に消極的な姿勢を示している上、南部・ベールシェバにロケット弾攻撃を行っており、停戦実現へのメドは立っていない。


■停戦に向けカイロで8日にイスラエル・ハマスら協議
 パレスチナ自治区ガザの停戦に向け、「イスラエル」「パレスチナ自治政府」「イスラム原理主義組織・ハマス」の3者が、エジプト・カイロで8日に協議を行うことになりました。

 協議は、エジプトが提案した即時停戦やガザ境界の警備強化などが中心になります。3者はカイロで8日、エジプト代表と個別に話し合う見通しです。イスラエルは7日、ガザへの人道物資搬入のため、去年末の空爆開始後、初めて攻撃を3時間停止しましたが、停止期限直後から各地で攻撃を再開しました。[090108日12時43分更新]ANNnews


日本のとるべき外交戦略は、自衛のための軍隊の使用の禁止であり、不断のメッセの発信に尽きると考えている。
これは、フランスの停戦案と同じように、「非現実」かつ「愚直」と国際的な笑いものにされる可能性が高いが、よくよく考えてみるがいい。これほど「現実的」な提案はないのだから。

ところで、なぜエジプトなのかと疑問に思って調べていたら、アラビー紙の記事に遭遇した。
すごい記事だと思ったので、長くなるが、次に全文引用を行う。


■検証:エジプト政府の停戦案はイスラエルへの報償か
2009年01月08日付 al-Quds al-Arabi紙

■ エジプト停戦案:ガザ問題の国際化、殺される側の者たちへの休憩、それとも殺す側への報償?

2009年01月09日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ロンドン:ハーリド・アル=シャーミー】

 ハマース代表団にカイロ訪問を呼びかけたことは、パレスチナ問題での主導権を取り戻そうとする試みだったようだ。国連安保理で攻撃停止を求める決議が難産に陥っていたことからも、これによってシリアのバッシャール・アル=アサド大統領言うところの「出たい人だけが出る」アラブサミット開催への扉も開かれるだろう。

 こうした地域事情の中、足早で不明瞭だと事情通たちの目には映ったニコラ・サルコジ仏大統領の歴訪を受けて公表されたエジプトによる停戦案は、抵抗運動を屈服させるために全面戦争に打って出たこの12日間の失敗によって、イスラエル軍事体制が陥った危機からの出口のように見える。

 現実的な観点からして、イスラエル軍は攻撃再開の前に軍事・諜報面でのいわゆる「充電」を必要としている。停戦案の公式文書では、戦闘上の必要に応じた停戦期間の設定をする自由を事実上、イスラエルに与えている。これは昨日、3時間の砲撃停止を公表した際、実際にイスラエルが提案したことでもある。停戦案はこの点について、以下のように記している。

1. イスラエルとパレスチナ諸勢力は一定期間の即時停戦を受け入れ、ガザ市民に救援物資を届けるための安全回廊を確保できるよう、またエジプトが最終的な全面停戦への到達に向けた働きかけを継続できるようすること。

 同様に、中立的な監視員の不在は、パレスチナ抵抗運動側に停戦を破ったとの嫌疑をかけてから攻撃を突然再開するという形で、またしてもイスラエルに「奇襲」という優位を与えてしまう可能性がある。しかし最も危険なのは、いち早く停戦案を歓迎したイスラエルが、それを利用してこれまでのところ軍事では達成できていない勝利を得ようとすることだ。このことは以下の第2項に明らかだ。

2. エジプトはイスラエルとパレスチナの双方に緊急会合を呼びかける。その目的は今回のような事態の激化が繰り返されないための十分な措置や保証に到達し、その原因に対処することにある。その一つは国境の保全であり、それが通行所の再開と封鎖解除を保証するものとなる。またエジプトはパレスチナ側とイスラエル側、EUその他の中東和平四者〔=米・国連・EU・露〕との話し合いに参加する用意がある。

 ガザ地区での新たな措置に門戸を開くということは、別の言い方をすれば国際的な人員のプレゼンスを認めるということだ。その活動は通行所業務の管理にとどまらず、「国境の保全」にも及ぶというわけであり、これはガザ地区への国際部隊の展開なしには実現不可能だ。そしてこの点こそ、数ヶ月前にエジプト政府がラーマッラーのパレスチナ自治政府と合意した前回の停戦案の核心部分だったのだが、ハマースはこれを拒否し、昨日もあらためてこの立場の確認をハマースは急いだのだった。

 国際部隊の手を借りることは、エジプトのことわざを借りればまさに「一石二鳥」だが、それはあくまでもイスラエルにとってのことだと事情通たちは見ている。例を挙げよう。
・ ハマースによるガザ支配が終焉し、国際部隊が真の統治権を得ることで、ラーマッラーの政権をより肩身の狭くない形でガザに帰還させることができる。
・ 停戦案にイスラエル軍の即時撤退を盛り込むことに失敗したことで、ハマースは占領下に置かれた状態で交渉に入ることを余儀なくされると思われる。つまり治安上、政治上のあらゆる圧力に晒され、ハマースに譲歩を迫る空気が用意される。
・ 武器の流入を防ぐために陸・海の国境監視を強化するということは、抵抗運動の泉を涸らし、完全に清算させることを意味する。これはシャロン元首相のかつての目標であり、イスラエルの行動計画の常にトップを占めていたものだ。そして抵抗運動が消滅すれば、実質的にパレスチナ問題は終焉し、分離壁で分断された「いくつものカントン〔=スイスの行政区分。自治州〕からなるミニ国家」の建設に道が拓かれる。
・ ガザ地区は新たなコソボかソマリアのようになり、その戦いの矛先はイスラエルによる占領ではなく、国際社会全体に向けられるようになる。同様にイスラエルは「自衛」の名の下に再びガザを攻撃する権利を実質的に手放さぬまま、ガザ地区への道義的・法的責任から解放されることになる。

 注目すべきは、この提案がエジプトからなされたことだろう。隣国に新たなソマリアあるいはコソボが存在することでもっとも損害を被るのは、エジプトの国家安全保障であろうし、〔ガザの国境保全問題を〕国際化すれば、あらゆる国境侵犯への国際的責任をエジプトが負うことになるばかりか、エジプトの自国国境への主権を侵害することにもなる。

 こうしたことはイスラエルにとって、今回の攻撃への最大の報償となるだろう。今回のような攻撃を二度と繰り返さないことを保証するにふさわしい代償を支払わせる代わりに、報償を与えるということだ。

 エジプト政府はあたかもハマースに二者択一を迫っているようだ。そのどちらもが、抵抗運動としてであれ、事実上の政府としてであれ、ハマースの解消を意味している。そしてこのシナリオはイスラエル紙が報じ、エジプト政府が否定に急いだ、「エジプト政府はこの戦争がハマースの勝利で終ることを望んでいない」との報道と合致する。だがエジプトの停戦案は、ハマースには選択をするような贅沢は許されていないという点を見逃している。ハマースには勝利でこの戦争を終えるか、決してこの戦争を終らせないかのどちらかしかないのだ。

 一方、停戦案の第3項はこう記されている。
3. エジプトはパレスチナ自治政府とパレスチナの全勢力に対し、パレスチナ内部の和解を実現するためのエジプトの努力に応じるよう、あらためて呼びかける。これこそが現在の危険な状況下および将来において、パレスチナの民とその大義とが直面しているさまざまな挑戦を乗り越えるために最も求められているのである。

この状況下で国民和解のカードをちらつかせるというのは、イスラエルの砲撃から引き出せる利益は出来る限り引き出そうと、立場を利用する試みにほかならない。インフラを破壊されたハマースに、包囲に苦しむハマース以上の存在であることが期待されている。国民和解を阻害しているのはハマースでなければならない。あたかも国民和解は今のような状況下で呼びかけられる必要があるかのようだ。残された祖国と大義と抵抗運動がすべて消滅の危機にさらされているというこの時に。

過去12日間にわたるガザでの抵抗は、ハマースこそを祖国団結のみならず、アラブ民族の団結とイスラームの団結のカアバ神殿にした。こうした団結に加わりたい者は、カアバ神殿に自ら赴くべきであり、その逆ではない。

註■カアバ( Ka’baまたはKa’aba)は、マッカ(メッカ)のマスジド・ハラームの中心部にある建造物で、イスラーム教(イスラーム)における最高の聖地とみなされている聖殿である。
もとはイスラーム以前(ジャーヒリーヤ)におけるアラブ人の宗教都市であったマッカの中心をなす神殿であったとされ、「カアバ神殿」とも呼ばれる。(wikiより抜粋)
「カアバ(カーバ)」とはアラビア語で「立方体」を意味し、形状はその名の通り立方体に近い(縦にやや長い)。

高い代償を支払い、パレスチナの内外で血の正統性という最大の正統性を勝ち得た以前に拒絶していたことを、ハマースが受け入れるというのは非現実的だ。

(翻訳者:山本薫)
(記事ID:15531)


■コラム:イラク、パレスチナでの「選挙」とアメリカの思惑
2008年07月23日付 al-Quds al-Arabi紙

■ 選挙という名の罠:イラクとパレスチナ

2008年07月23日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【アブドゥルバーリー・アトワーン(本紙編集長)】

現米政権が、占領下にある二国、イラクとパレスチナで、自由かつ清廉潔白な総選挙を欲し、一方で、他のアラブ諸国では、深く根ざしてはびこりその国民を抑圧している専制的政治制度に目をつぶっているのは偶然のことではなかった。イラク占領から5年、ヤーセル・アラファト議長の毒殺から3年を経て、今やアメリカの目的はくっきりと見えてきた。

まずイラク憲法についての国民投票、そして国会総選挙、その中での多数派による政府というのはアメリカが主張した事であったが、それはイラク国民が享受すべき自由や生活環境の改善のために成された事ではなく、この政府、次いで国会を、安保条約の制定に引き込むためであった。その安保条約により、イラクに恒久的に残る米軍基地が設立され、石油探査と採掘に関する新法を通じて米企業によるイラク石油資源のコントロールが合法化される。米政権は、合法的に選出されたイラク政府と協定を結び、選出された国会がそれを承認することを欲している。このステップのために、占領第一ヶ月目から手段を尽くして働きかけ、米軍と共に外からやって来た要人らが法制定の枠組みの中に納まるようにしてきたのであった。

治安、国民融和、汚職追放など数々の分野での失敗にも関らず米政権が、ヌーリー・アル=マーリキー氏とその政府にがっちりと爪を立て食い込んでいる事は明らかである。彼らは、バグダードの治安改善のためとして更なる派兵を行い、アラブの同盟国にはイラクとの関係正常化を求め、合法的との印象を強めるためバグダードの各国大使館再開を強要している。

新生イラクは通常の生活の大部分、水道、電気、治安、教育、保健といった基本的サービスを失い、毎月何千人もの国民がそこから去っていく。形式として残った唯一のものが、アメリカ風民主主義であり、その名の下に安保条約が調印され石油法が制定される。そしてその二つは恒久的に法的地位を得、将来のイラク政府にはそれらを破棄することが禁じられている。


パレスチナの大統領選挙並びに議会選挙にも同じ事が言える。アメリカとイスラエルが求めていたのは、和平に調印してくれる指導者、それを承認してくれる国民議会が選出されることであった。議会選挙で彼らの希望とは逆の結果がもたらされ、ハマースが多数を獲得すると、その計画はおじゃんになった。従って、選出された議員多数を逮捕しハマース政権の承認を拒んだ。

アッバース大統領は議会選挙には熱心ではなく、ハマースが勝利する可能性をアメリカに警告していた。しかし、各種の研究所や世論調査センターの長などからなるワシントンの友人たちは、意図せずしてパレスチナ国民に多大な奉仕をしてくれた。ファタハが多数を獲得し米政権と利害が一致するであろうとの調査研究結果を進言し、安心させた。ブッシュ大統領とその周囲に、青信号を出させたのである。

アメリカの後押しによるリヤドサミットに端を発するアラブ和平構想と、昨年11月、現在見るようなパレスチナ・イスラエル和平協議を開始させるに至ったアナポリス会議を通じて、占領パレスチナにおけるアメリカの目的は明らかとなった。

パレスチナ・イスラエル間の協議については、相反する情報が伝えられている。アッバースとオルメルト、双方の定期会合が繰り返されているにもかかわらず、現在まで進展なしとする見方がひとつ。一方で、合意は既に明らかとなっており、あとは単純な修正を数点残すのみとする意見がある。失敗や進展の無さが取りざたされる度、こちらの意見を支持する一派は、閉ざされた扉の向こうで起きている諸々の合意から目を反らしていると批判する。また彼らは、パレスチナ人の期待するものは以前より緩やかなものであり、最終合意へ至るのも困難ではないと見る。

この件について現在厳しい緘口令がしかれているため、いずれかの見解に傾く事は困難である。また、パレスチナ側には、国民和解に向け事態を調整する合憲的機関が存在しない。パレスチナ民族委員会は完全に不在であり、議会はその半数がイスラエルに拘留され機能不全である。解放機構もその他の機関も不能に陥り崩壊した。全てはマフムード・アッバースその人と、彼を取り囲む3名の手中に握られており、彼らがイスラエルの友人達と一緒になって、パレスチナ人のために何を用意しているのかは他の誰も知らない。

この数日で、ラーマッラーの政権指導部近くから幾つかの狼煙が上がった。まずヤーシル・アブド・ラッビヒ氏だが、彼は、占領エルサレムと西岸で急ぎ行われた入植を理由に、協議から引き上げるのが指導部の意志であると一度ならず繰り返した。次いでリベラル派の長老、直接協議の推進者で、現実的でないとの理由で帰還の権利を否定するシッリー・ナシーバ博士が、PAへの資金援助はイスラエル占領に益し汚職を助長するため欧米はそれを止めるべきだと述べた。そして、数日前に就任一周年を迎えたパレスチナ暫定首相サラーム・ファイヤード氏は、昨日、もしイスラエルがナブルスへの侵攻とそれに伴うパレスチナ人活動家の拘束や暗殺を続けるならば、パレスチナ軍を引き上げ治安計画を停止すると警告した。

同様の警告は多数出ているものの、実際には適用されない。これらは、パレスチナ街頭の怒りを吸い取りその場で消え去るのだろうか。あるいは欧米を動かし協議救済のため介入させるだろうか。道を塞ぐ単純な障害物を取り除き、最終合意をはっきりさせるのだろうか。

昨日アッバース大統領は、イスラエル側との困難で厳しい協議に突入している、この協議の成果がパレスチナ国民投票にかけられることを望むと述べた。

国民投票とは恐ろしい言葉である。それは合意が近いことを示唆している。占領エルサレムのペレス大統領府での会見の後、そのような爆弾を投げるとすれば、それしか考えられない。現在のパレスチナ分裂の中で、どのようにこの国民投票が行われるのか。拮抗するパレスチナ二大政治派閥、ハマースとファタハの間では対話のチャンネルが閉ざされているというのに。

イラクの国民投票は、連邦制の名の下に国民を宗派や民族で分断する憲法をもたらし、その政府は現在、今後数十年にわたる合衆国との安保条約の枠内で自国の資源、主権について協議している。アラブの及び腰、パレスチナの分裂、合法的機関不在の中で、パレスチナ国民投票など実施しようものなら、帰還の権利、占領エルサレム返還等、パレスチナの当然の要請全てを失う歪曲した合意以外の何物ももたらされないだろう。


(翻訳者:十倉桐子)
(記事ID:14350)

次は、関連記事の引用。


■イスラエル 国連安保理の停戦決議を拒否
 パレスチナ自治区ガザに対する攻撃が始まってから2週間。国連安保理で停戦決議が採択されたが、イスラエルとイスラム原理主義組織「ハマス」は共に停戦決議を拒否した。

 イスラエル軍の攻撃開始から2週間がたち、銃声がやむことがないパレスチナ自治区ガザでは9日、死者が783人となった。このうち、3分の1が子供だという。紛争による被害は、多くの子供や女性ら一般市民にも及んでいる。

 また、8日には、一般市民への支援物資を運んでいた国連のトラックがイスラエル軍の砲撃に遭い、国連の職員2人が死亡した。これを受け、国連の報道官は「職員の安全が確保できず、ガザでの支援活動を停止する」と発表した。

 国連安保理では停戦決議案の採決が行われたが、ほかの国すべてが賛成する中、アメリカだけが棄権した。今回の紛争は、ユダヤ教の国・イスラエルとイスラム教の強硬派ハマスの争いだ。アメリカには多くのユダヤ人が暮らしいるため、政治や経済に大きな影響力を持っており、アメリカはイスラエルに理解を示している。

 アメリカが賛成しなかった国連の停戦決議。イスラエルは日本時間9日夜、これを拒否し、ガザへの攻撃を続けることを明らかにした。[090110日2時20分更新]日テレnews24



■レバノンからロケット弾、イスラエル応戦
 イスラエルの攻撃が続いているガザ情勢をめぐって新たな展開です。エジプトを仲介役とする和平への動きが進む中、今度はレバノンからイスラエルに対し、ロケット弾が発射されました。

 イスラエルの攻撃が続くパレスチナ自治区ガザでは死者の数がついに700人を超えました。

 戦闘が長期化する中、にわかに浮上したのがエジプトによる調停です。エジプトの国連大使は、イスラエル、パレスチナ穏健派の自治政府、そして強硬派ハマスの3者が、8日にエジプトで協議を開始すると明らかにしました。

 しかし、和平の動きに水を差す事態が・・・。
 今度はレバノンからイスラエル北部のナハリヤにロケット弾が撃ち込まれました。弾は民家を直撃し数人がけがをしました。

 「ヒズボラやハマスに対して怒りを感じています。私たちはもうここには住めませんし、とにかく苦しいです」(被害を受けた住民)

 ロケット弾を発射したのは、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」と協力関係を持つ武装組織とみられ、イスラエル軍も応戦したということです。

 ガザへの攻撃開始後、ヒズボラの指導者ナスララ師は、イスラエルへの「戦闘準備」を宣言していますが、ヒズボラは今回の攻撃への関与について否定しています。(08日23:11)[090109日3時35分更新]TBSnews



ここまで目を通してくれて・・・と、書くべきか否か?
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2009年01月08日

東京発・ホームレス連続襲撃事件の容疑者は、「性と暴力」の一致例

20090106-024-ann-soci.jpg鉄パイプは、容疑者のペニスであろう。
そして、血の付いた物への異常な執着。
この事件は、岡崎で起きた2,3年前のホームレス連続襲撃事件を想起させる。

カメラに向けた異常なまなざしから、恐怖と一体化した容疑者の一面が浮かび上がる。


男根的欲望を満たすための快楽殺人事件か?

■鉄パイプは加工施される ホームレス襲撃
 東京・国立市で、ホームレスの男性が襲撃された事件で、逮捕された高本孝行容疑者の関係先から押収された鉄パイプが、先をつぶして鋭くする加工を施したものであったことがわかった。

 高本容疑者は逮捕直後、容疑を否認していたが、その後の調べに対し、「ホーレスを鉄パイプで何度も殴った」などと容疑を認めているという。また、その際に使ったとみられる凶器については、「現場付近に捨てた」と話していて、警視庁で裏付けを急いでいる。[090108日4時53分更新]日テレnews24


■ホームレス連続殺傷 殺害男性のDNAと一致
 東京・国立市でホームレスの男性が襲撃された事件で、逮捕された男のジーンズについていた血液が、今月2日に世田谷区で殺害されたホームレスの男性のDNAと一致したことが分かりました。

 東京・多摩市の高本孝之容疑者(36)は去年6月、国立市でホームレスの男性を殺害しようとしたとして逮捕されました。警視庁の調べに対し、「むしゃくしゃしてやった」などと供述しているということです。その後の調べで、押収された高本容疑者のジーンズについていた血液が、今月2日に世田谷区で殺害された近藤繁さん(当時71)のDNAと一致したことが分かりました。高本容疑者は、近藤さんが殺害された現場で捜査員に目撃されていて、警視庁は、去年から連続するホームレス殺傷事件について高本容疑者の関与を調べています。[090106日15時10分更新]ANNnews



画像は、ANNnews。
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「ガザ侵攻」に停戦本格化の動きといち早く9億円の人道支援の考えを示した麻生総理の腹は?

20090107-544-san-int.jpg仏・エジプトの両国が提示した案の賛否はさておき、麻生総理はその前になぜ金を出すのか、真っ先に国民に対して説明すべきではないのか。

中東の火種に潜む「絶対的な矛盾」に目をつぶれば、すべては一時的な措置であることが見え見えである。
にもかかわらず、停戦の動きが本格化するのは、不思議な光景に思えてくる。

「金融のユダヤ」に対して、「石油のアラブ」といううがった見方もあるが、言い換えると、この戦争は、「金融資本」対「原油資本」の経済学論的なゲームではないのか?


■麻生首相、アッバス議長と電話会談
 麻生総理大臣はパレスチナ自治政府のアッバス議長と電話で会談し、イスラエルとの停戦を要請するとともに、1000万ドル、およそ9億円の人道支援を行う考えを伝えました。

 麻生総理は東京・渋谷区の自宅から電話会談を行い、ガザ地区の情勢悪化を受け、国連機関を通じて総額1000万ドル、およそ9億2000万円の人道支援を行う考えを伝えました。

 また、麻生総理はアッバス議長に対し、イスラエルとの間で一刻も早い持続的な停戦を実現するよう要請したところ、アッバス議長は今後も和平プロセスを続ける考えを示しました。(03日20:35)[090104日0時32分更新]TBSnews


■【ガザ侵攻】「イスラエルが攻撃するほどハマス支持は強まる」

2009/01/04 22:43更新iza

記事本文 【カイロ=村上大介】暗闇の中に浮かび上がる暗視ゴーグルをつけた歩兵と戦車部隊−。イスラエル軍が地上侵攻を開始した3日夜、パレスチナ自治区ガザ地区の夜空は戦車の砲撃で明るく照らし出され、激しい銃声に住民たちは眠れない夜を過ごした。

関連記事
ガザ攻撃2週目に突入 住民の犠牲拡大…
イスラエル軍、ガザ大規模空爆 192…
記事本文の続き イスラエル軍は4日、ガザ地区を南北に貫通する幹線道路を真ん中で封鎖し、ガザを2つに分断、ロケット弾が発射されるガザ北部で重点的に軍事作戦を展開している。イスラム原理主義組織ハマスの戦闘員は迫撃砲などで応戦しているが、イスラエル軍はガザ市周辺にも迫っており、住民によると、4日午後には市南西部から銃声が聞こえているという。

 イスラエル軍が迫っているガザ市周辺部の住民の多くは中心部に向けて避難し、息を潜めている。ガザ市内の海岸沿いに住んでいたジャマル・ハラビーさん(40)は空爆で自宅アパートが半壊。海上封鎖にあたるイスラエル艦船が海からも砲撃してくることから、少し内陸にある妻の実家に避難した。電気が途絶えて3日たち、水道もほとんど出なくなった。親類が避難してくることから食糧も底を突きかけている。

 「住民を人質に取るハマスのやり方には批判的だったが、いまは内部で争うときではない。イスラエルが攻撃すればするほど、住民のハマス支持は強まるばかり。奇妙な戦争だ」と電話の向こうで語った。

 フランス通信(AFP)によると、イスラエル軍は、パレスチナのテレビやラジオの電波を乗っ取り、「ハマスの指導部よ、おまえたちのの命脈は尽きた」「ハマスの指導者は、あなたたちを前線に置き去りにして、自分たちだけトンネルに隠れている」といったメッセージを流し、心理戦も仕掛けている。



■【ガザ侵攻】エジプトのムバラク大統領、調停案提示 停戦模索本格化
1月7日11時32分配信 産経新聞

【エルサレム=黒沢潤】パレスチナ自治区ガザ地区でイスラム原理主義組織ハマスとイスラエル軍の交戦が激化する中、エジプトのムバラク大統領は6日、即時停戦とガザ境界の警備強化などを盛り込んだ調停案を提示し、米国は支持を表明した。一方、イスラエルのオルメルト首相は、ガザ地区の住民に生活物資を供給する「人道回廊」を設置する方針を明らかにした。

ガザ地区では6日、住民数百人が避難している北部ジャバリヤ難民キャンプ内の国連学校がイスラエル軍の戦車の砲撃を受け、少なくとも40人が死亡した。

 昨年末のガザ空爆開始以降、一度の民間人の被害としては最大とみられる。このほか、ガザ市内など2校の国連学校も軍の攻撃を受けた。イスラエル軍は同日、ジャバリヤ難民キャンプ内の国連学校で被害が出たことについて、「攻撃を受けたので反撃した」と正当性を強調した。

 ロイター通信などによると、ムバラク大統領が提示した調停案は、(1)人道援助物資をガザに届けるために期間を限定したイスラエルとパレスチナ各派の即時停戦(2)イスラエルとパレスチナ側の双方をエジプトに招き、ガザ境界の警備、検問所の再開と封鎖解除について協議することなどが骨子。ライス米国務長官は6日、国連安保理での演説で、「称賛できるものだ」と支持を表明した。

 一方、依然としてイスラエルとハマス双方に停戦に応じる姿勢はみられない。ただ、イスラエル首相府は7日未明、声明を発表し、期間は限定的としながらも、ガザ地区に人道回廊を設置する方針を表明した。イスラエル側がガザ住民に対する人道支援への道を開くことで、住民の、ハマスからの離反を促す狙いとみられている。

 また、米、欧州連合(EU)、国連など4者の中東特使を務めるブレア前英首相は6日、ロイター通信などに対し、密輸トンネルを通じロケット弾などの武器がガザに流れ込むエジプトとの国境に、特別部隊を派遣することで主要国の合意が形成されつつあるとの認識を示した。

 6日午後、南レバノンの国連フランス部隊を訪問したサルコジ仏大統領は、地上戦終結に向けた停戦が「そう遠くない時期に」実現するとの見通しを示した。

 ガザでは6日夜も、イスラエルとハマスの戦闘が続けられ、先月末の空爆開始以来、少なくとも635人のパレスチナ人が死亡、2900人が負傷した。




■<ガザ侵攻>停戦案にイスラエル前向き姿勢 仏・エジプト案

0901月7日23時18分配信 毎日新聞

【エルサレム福島良典】イスラエルは7日、パレスチナ自治区ガザ地区でのイスラム原理主義組織ハマスとの軍事衝突を巡り、エジプトとフランスのまとめた停戦案を前向きに検討する姿勢を示した。イスラエル軍は同日、国際機関などによる人道援助物資の同地区への搬入を可能にするため、攻撃を3時間中断した。一時的にせよ軍事行動が中断されるのは先月27日の空爆開始以来初めて。

 仏・エジプト案は(1)援助物資搬入のための人道停戦(2)エジプトとイスラエルのガザ境界管理協議(3)ハマスの武器密輸防止のための国際部隊配置−−などが柱。攻撃中断はこれに呼応した動きだ。

 オルメルト・イスラエル首相の報道官は7日、仏エジプトの仲介努力に謝意を表明し、仏大統領府高官も停戦案に前向きなイスラエルの姿勢を歓迎した。イスラエル紙ハーレツによると、政府代表団が近くエジプトを訪れ、詳細を詰める。アッバス・パレスチナ自治政府議長も9日、カイロ入りする。

 だが、ハマス幹部は停戦案をエジプトと協議中としながらも、「イスラエルの占領が続く限り抵抗を続ける」と述べており、イスラエル領へのロケット弾攻撃を停止するかどうかは不確定だ。

 イスラエル軍の攻撃中断は隔日3時間ずつ。だが、中断時間が過ぎた7日夕には戦闘が再開、パレスチナ人2人が死亡した。空爆開始以後のパレスチナ人死者は子供220人を含む689人になった。


麻生総理の誕生は、違憲状態にあるのではないか。
無論、憲法にはそんな規定はどこにもない。
ならば、違法状態か。
しかし、これもだ。
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2009年01月05日

ガザ侵攻〜1月4日早朝地上作戦に突入■続報■「ハマス」の黒いメッセは、これか?

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■イスラエルのガザ侵攻 国連や仏などから非難の声

 イスラエル軍がパレスチナ自治区・ガザへ侵攻したことについて、国連や仲介にあたったフランスなどから非難の声が上がっています。

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は3日、深刻な懸念を表明するとともに、イスラエルのオルメルト首相に電話で地上作戦の即時停止を求めました。また、フランス外務省も、「イスラム原理主義組織『ハマス』によるロケット弾攻撃と同じく、ガザ侵攻を非難する」という声明を発表しました。一方、米国務省のマコーマック報道官は、パレスチナの市民が犠牲になる可能性について留意する必要があるとイスラエル政府に伝えたことを明らかにしましたが、この状況を招いた責任は「ハマス」にあるというこれまでの立場は崩しませんでした。[090104日18時56分更新]ANNnews

■イスラエル軍、地上作戦で激しい攻撃
 パレスチナ自治区ガザへの地上作戦に踏み切ったイスラエル軍は、攻撃開始から9日目となる4日の朝も、激しい攻撃を続けています。

 イスラエル軍は、3日夜、ガザ地区に兵士や戦車を侵攻させ、地上作戦を開始しました。

 パレスチナの対イスラエル強硬派ハマスによるロケット弾攻撃を阻止するためとしていますが、ハマス側も迫撃砲で反撃するなど戦闘となり、双方に死傷者が出ている模様です。

 イスラエル軍は、4日朝も攻撃を続けていて、先月27日の空爆開始以降、パレスチナ人の死者は480人を超えました。

 一方、国連では安全保障理事会の緊急会合が開かれ、リビアが即時停戦を求める声明案を提示しました。しかし、アメリカが「効果が期待できない」と反対する立場を示すなどしたため、協議は決裂し、合意には至りませんでした。(04日16:33)[090104日21時9分更新]TBSnews

■ガザ攻撃エスカレート、その背景は
 イスラエルが地上作戦を開始し、ガザへの攻撃をエスカレートさせる背景には、国内の事情がありました。

 ついにガザ侵攻に踏み切ったイスラエル。国際社会の非難が強まる中で続けられる、このあまりの強硬姿勢は何なのか。その大きな理由は「国内世論」と言われています。

 実は来月、イスラエルは総選挙を迎えるのです。事前の世論調査では、「ハマス排除」を鮮明にする右派政党の躍進が予想されており、これに危機感を深めた現政権が攻撃に踏み切った、という指摘です。

 これに加え、アメリカのオバマ次期大統領が中東での「対話路線」を模索する中、政権移行期の今がガザ攻撃のチャンスとみた、とも言われているのです。

 こうした中、ガザ攻撃への反発は日に日に高まっています。イスラエル北部で行われたアラブ系住民のデモ。実に10万人が集まり、人々の間にはイスラエルへの怒りが溢れていました。

 「ホロコーストで苦しんだ人たちが、どうしてガザに同じことをするんだ」(デモ参加者)
 「ハマスがガザを守らずに誰が守るの?」

 ハマスが徹底抗戦を宣言する中、犠牲者がさらに増えるのは必至で、今後、事態が泥沼化することも懸念されています。(04日17:40)[090104日21時9分更新]TBSnews

*ホロコースト=ナチスによるユダヤ人の大虐殺を言う。


■イスラエル地上軍、ガザに侵攻 ハマス応戦、犠牲者拡大も(NIKKEINET)
 【カイロ=安部健太郎】イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)、パレスチナ自治区ガザへ地上部隊の侵攻を始めた。先月27日に大規模空爆を始めて以降、地上部隊がガザに入るのは初めてで、戦闘は新たな局面に入った。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスも応戦しており、事態が泥沼化する恐れがある。

 欧州連合(EU)などによる調停の動きも出ているが、事態収拾までには時間がかかりそうだ。オバマ次期米政権の発足を目前にして中東情勢は一気に緊迫化してきた。

 戦車や歩兵などイスラエル軍の地上部隊がガザに侵入した。4日には主要幹線道路など戦略拠点を制圧し、ガザ地区を南北に分断、主要都市ガザ市を包囲した。商業地区への砲撃などで多数の犠牲者が出ている。 (01:36)

■イスラエル軍が地上侵攻、ハマスも兵士殺害
 先月27日からパレスチナ自治区ガザへの空爆を続けてきたイスラエル軍は日本時間4日朝早く、戦車などの地上部隊を侵攻させた。ロケット攻撃を続けるイスラム原理主義組織「ハマス」のロケット発射施設への攻撃が目的としていて、侵攻後、既に武装したパレスチナ人数十人を殺害したという。ハマス側はイスラエル軍兵士9人殺害したとしている。

 イスラエル・バラク国防相は、今回の作戦について「簡単なものではなく、短期では終わらないだろう」と話し、長期化を示唆している。一方、ハマス側は「イスラエル軍は、敵地に入り込んだネズミのようなものだ」と述べ、今回の侵攻に対して徹底抗戦の構え。また、侵攻後の戦闘で9人のイスラエル軍兵士を殺害したとしている。

 これまでのパレスチナ側の死者は、民間人を含む450人以上に上っている。[090104日20時17分更新]日テレnews24

社説1 中東の暴力の連鎖防ぐ外交が急務だ(NIKKEINET12/29)
 イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザを連日空爆し、300人近い死者が出ている。イスラエル側がガザに対する軍事作戦を継続する方針を表明する一方、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスはあらゆる手段で反撃すると宣言した。暴力の連鎖で、さらに多くの血が流れる恐れが強い。

 国連安全保障理事会は「すべての暴力」と「すべての軍事活動」の即時停止を求める声明を発表した。双方は多数の市民を巻き込むような行為を停止すべきだ。国際社会はあらゆるチャンネルを通じて事態沈静化のための外交を進める必要がある。

 6月に実現したハマスとイスラエルの停戦合意は、19日に失効したばかりだった。ガザからイスラエル領内へのロケット弾攻撃などが相次いでいたため、イスラエルはガザ攻撃を自衛行動と位置付けている。だが、人口が密集しているガザへの空爆は、多くの市民の命を危険にさらすと予期できたはずだ。

 ハマスやイスラム聖戦などパレスチナ側武装組織が繰り返すロケット弾攻撃も、住民の安全を脅かし、緊張をことさら高める。こうした行為も当然、非難されるべきである。

 大きな問題は、半年間の停戦の期限を迎えたのに停戦継続に向けた外交が低調だったことだ。6月の停戦合意を仲介したエジプトをはじめとして、周辺諸国や主要国の最近の仲介外交は活発とは思えなかった。

 パレスチナ側で多数の人命が失われた結果、中東諸国では反イスラエルの空気がさらに強まるが、周辺諸国は一段の緊張激化を避けるための外交努力を求められている。

 そして何よりもイスラエル側の自制が不可欠だ。イスラエルでは来年2月の総選挙で右派の野党リクードの優勢が伝えられており、政権維持を目指す与党第一党のカディマなども対パレスチナ強硬姿勢に傾きやすい状況にある。これ以上の流血を抑えるため、米国はイスラエルへの影響力行使を強めるべきである。

 今回の衝突再燃は、米国の政権移行の時期に起きた。イラク戦争後の現地情勢悪化など中東政策でつまずいたブッシュ政権は、昨年11月に任期中のイスラエル・パレスチナ和平合意達成の目標を掲げたが、交渉は進展しなかった。1月下旬に発足するオバマ次期政権は、中東和平という大きな宿題を引き継ぐ。


原油価格の高騰は、市場から引き上げたオイルマネーの運用開始のサインか?

画像は、TBSnews。
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2009年01月03日

ガザ空爆について考える■戦争とは犯罪か?■ある横断論

20090103a-14-jnn-int.jpg
次の引用にあるように、昨年末に始まったガザ空爆による死者の数は、年明けには425人を数え、これに対するイスラエル側の被害は、四人の死者数というから「防衛」というには、あまりに過剰な戦争状態に突入しているといえるだろう。

■ガザへの空爆続く、死者は425人に イスラエル軍によるパレスチナ自治区・ガザへの空爆は、開始から1週間経った2日も続いています。対イスラエル強硬派のハマスの幹部が殺害されるなど、ガザでの死者は425人に上っています。

 2日朝もイスラエル軍はガザ空爆を続けています。前日にはハマス幹部を家族もろとも殺害するなど、これまでのガザの死者は425人に上っています。

 そして、ロケット弾が隠されているとして、イスラム教徒にとって神聖な場所であるモスクや、生活物資の搬入に使われていたトンネルを断続的に破壊し続けています。

 今、多くのガザ市民が空爆の巻き添えになり、犠牲になっていると言われていますが、イスラエル軍の報道官は取材に次のように答えています。

 「ハマスがモスクにロケット弾を隠したり市民の家の下にトンネルを掘った結果、ガザ市民が犠牲になったとしてもそれはハマスの責任でしょう」(イスラエル軍報道官)

 こうした中、イスラエルのリブニ外相はフランスのサルコジ大統領と会談。改めて人道的な停戦を拒否したリブニ外相は、大統領に「作戦は予定どおり続行する」と伝えたということです。

 こうした強硬姿勢の背景には、イスラエル国内で高まる反ハマス感情があります。イスラエル南部ではハマスのロケット攻撃に悩まされているのは事実で、この1週間で4人のイスラエル人が死亡しています。

 メディアがこれを連日大きく報道する中、最新の世論調査でもいまだ8割以上の国民が攻撃を支持しているのです。さらにイスラエルの新聞「ハーレツ」は2日の紙面で、「政府は地上作戦の実行に傾いている」と伝えています。

 いまだに国民の間に攻撃を支持する声は多く、事態収束の見通しは全く立っていません。(02日18:07)[090103日5時13分更新]TBSnews



■29日NY原油は40ドル近くまで高騰、中東情勢懸念高まる2008年12月29日 18:50更新ibtimes

 28日のNY原油層がはアジア電子取引で続伸、前週末比1.99ドル高の1バレル39.70ドル前後で推移している。イスラエルとガザの紛争拡大による産油国の緊張感高まりが投資家らの懸念事項となっている。

 その他石油製品では、ガソリン先物が3.16セント上昇して1ガロン88セント、灯油先物が3.30セント上昇して1ガロン1.28ドル、天然ガス先物が12.4セント上昇して千立方フィートあたり5.99ドル前後で推移している。

 イスラエルはイスラム過激派ハマスに対する攻撃を拡大しており、領土侵攻も検討している。アラブ各国指導者らはイスラエルによる反撃を非難しており、シリアもイスラエルとの間接的な和平交渉を破棄した。2日間にわたる紛争で死者は300人近くに達し、ハマスはさらなるロケット攻撃でイスラエル国内を攻撃している。

 豪州エネルギーアナリストのGerard Rigby氏は「中東での緊張感高まりで原油供給量が減少する可能性がある」と懸念を示している。



今必要なのは、自衛の具としての軍隊の使用を禁ずることであり、自国侵害に対する防衛は集団的な安保条約に則った国際的な平和軍?に対応を一任すべきではないのか。

 ある日突然に、ロケット弾を打ち込まれて、自国民に死者が出るほどの被害を受ければ、どこの国でも民族的な熱狂的な感情は高まり、好戦的な気分を生むのは当然の理だが、イスラエルという立派な政府(モーゼの十戒を厳守する)は冷静な・成熟した大人の対応はできると信じている。
(一時的な民族的な感情で揺れ動く政府は、三流の国柄の証だよ)

ところで、テーマはタイトルにあるように「戦争とは、犯罪であるか?」としたが、答えは自明のようでいて、そうではない。
 というのは、「犯罪」とは国内法に限られ、国際法で言う「犯罪」は定義の上で困難さを伴うからだ。
 たとえば、国際裁判で言う「戦争犯罪」とは、書くまでもなく、「戦争=犯罪」ではない。
 他に、戦時国際法なるものがあって、これを犯すと「犯罪」となる(立件可能だ)が、たとえば、民間人を誤って一人二人殺したからといって、それをもって殺人罪に問われることはない。
 というのは、戦争において自らの手を汚す者は、兵隊である。彼兵隊は隊長の命令に従っている限り、彼の過ちは準体的な刑事責任に留まり、かといって、主体的な責任を負うべき隊長は誤爆等に対しては、直接的な刑事責任は免れると受け取るほうが妥当である。

(建設現場での一個の作業員の死亡事故に対して、基本ルールを守らぬゆえの自己責任と処理するか、あるいは、あくまでも命令系統の出所である会社責任と処理するかで、意見が分かれるが、国際的な紛争当該国でもこれと同じような操業停止=責任回避の企業論理が働くと考えられる)

この件に関しては、正面突破ははじめから無理とわかっているので、ここでは刑事事件から類推を行うことにする。

「大量殺戮」という非人道的な暴走行為は、これまで調べた限りでは、次のあるような3つの特徴を持っている。

@ ボスとリーダによる「双頭」性
・経済的ボスは自らの手を汚すことはしない。
・自らの手を汚すのは、実行犯であるリーダーの仕事である。
・「大量殺戮」が複数ではなく個人で行われた場合、彼殺人者の人格は多重化していると考えるべき。

A 一般的に、ボスの良心は、宗教的な信念に染め抜かれている
・人間とは性善的な生き物であり、ノーマルな精神状態にある限り、人を殺すことができない。
・殺害の動機は宗教的な純化を必要とし、背景に自殺願望を持っている(通り魔殺人)。
・世俗化して、自己の利益の最大化を追求する場合もある(オウム真理教)。
・快楽殺人では、宗教的な儀式・生贄として「大量殺人」に走るケースもある(宮崎勤)。
・「底なし」のような過剰性が特徴的である(小平義夫。動機は、戦争ごっこ?)。

B ボスの経済的基盤は、一般的に、脆弱
・脆弱な基盤は、非自己確立者である彼「非英雄」の下地を用意する。
・彼「非英雄」は、立身出世コースからの離脱者であり、過去に一度ならず甘い想いを味わっており、苦労への免疫力が著しく低下している。
・何らかの依存症状を呈しており、その甘えは底なしである。


まとまらぬ結論■
・この場合の経済的ボスとは、「オサマ・ビンラーデン」
・リーダたる実行犯は、イスラム原理主義組織「ハマス」
・開戦の動機は、ジハード(聖戦)と世俗化の二重性が隠されており、世俗的な動機は原油価格の低迷への反発(依存症的というか、原油への想い入れが異常に強すぎる?原油って、ダイヤのはるか上を行く「黒い神」?であるかも)。
・オサマの経済的基盤は、原油価格に依存している限り、かかる価格の低迷は、基盤を危うくすることになり、原油価格の引き上げを狙ったテロ活動が頻発するのではないか(経済学論的なゲームの誘いが国際テロの可能性がある)。
・対策は、原油価格を市場原理に委ねるのではなく、価格の引き上げに関する国際的な合意であり、国際的な干渉が必要ではないか(リスクの人為的な排除であり、テロの口実に利用されそなものは事前にひねりつぶす作戦が必要である)。
・ジハードに関しては、お手上げの状態であるが、難民を救うなど貧富の格差をなくすことが人道的に求められていることは書くまでもない。


(イスラエル側には、政権与党第1党カディマの政権基盤の不安定な要因が指摘されている)



中東問題に関しては、wikiなどを参照しました。

なお、年頭の挨拶は、喪中につき差し控えます。


*「モーゼの十戒」のこと。これを守って、初めて神との契約が果たされる(というユダヤ教の思想)。

私以外の何者も神としてはならない。
偶像を作ってはならない。
主の名をみだりに唱えてはならない。
週に一度は休日としなさい。
父母を敬いなさい。
何をも殺してはならない。
姦淫してはならない。
盗みを働いてはならない。
隣人のことを偽証してはならない。
他人の物を欲しがってはならない。
posted by 9組の秋六 at 16:13| 福岡 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月31日

今日も仕事〜で、来年は株投資に挑戦すっぞ!!■「コレデイインダ」の巻

20081230-9-ann-bus_all.jpg

年の暮れ、顔が寒いのは、風邪のせいかと思っていた。
 これがどうも歯痛の関係かと思って、かかりつけの歯医者に診てもらうと、痛いのはどの歯ですか、といいながら金属の棒でコンコンとたたいてみるが、痛!というのがまるでない。
 で、仕方なく前々から気になっていた虫食い歯ということにして、治療してもらったが、歯痛は当然収まらないので痛み止めの薬をもらって本格的な治療は越年。

 いくらX線写真で診断しない医者だからといってもさ、痛い歯は自己申告制とは参ったな。

 抗生物質に化膿止めに痛み止めの薬をもらって、歯痛は今のところ鎮静化。
 これでいいんだ、と書けば、天才バカゴンの故赤塚不二夫の弁?
 といっても、氏の漫画は嫌いで読む気にもならなかったが、パチンコ「天才バカゴン」は好きだったな。

 手遅れ気味の歯に対して、再生医療の進歩を期待しなくもないが、「これでいいんだ」と現状満足(パチンコでは、なぜか「大当たり」の鉄板予告)とするは、歯痛がやはり問題。
 歯痛にさえ襲われなければ、歯がなくても平気と思っているけど、というのは、歯がないのは日雇い人夫の勲章とかんがえているから。
 しかし、こういう考えにはまるほど、オレはハンパな日雇い人夫なわけだし、わけの分からぬ人種という方が当たっているかも。

 歯痛には熱を伴い、これが風邪と錯覚させるというのは、やはり歳のせいか。
 まだまだぼける歳ではないと思っていても、着実に進行しているのがぼけというもの。これも含めて、改めて自己管理の難しさを痛感した年末でした。

 自己管理といえば、二期型の糖尿病患者でやせて、いくら食べても太らないというのは、究極のダイエット法といえるのではないか。
 持論の糖尿病にカロリー計算は意味がないを実践中。で、相変わらず、粗塩ひとつで治療?している。
 最高血圧は、130から150の間を維持。
 おかげで、走るとひざから下が崩壊するような感じがなくなって、ジョキングは可能になるまで回復している。
 無論、小石を踏んだだけで転んだり、足をひねったりということもなくなった。
 ちなみに、ダッシュの姿勢を取って、足先に力を加えてみると、右足に痛みが生じる。
 この点の克服ができれば、症状の改善を意味することになるから、課題が残っている。

 このせいか、一般的に、重い物を持っての運搬作業は苦手である。尻の筋肉が張りやすく、これに伴って太ももの筋肉痛が起きてくる。
 日中の歩き疲れによって、深夜になるとこむら返りに襲われたりすることもある。

 今年に関しては、いい会社に入ったと思っている。
 入社した当時は、一言多い言葉に悩まされたが、会長から車までもらっていい思いをさせてもらった。
 生きてあることに感謝したいが、明日は分からぬ身である。
 それでも最善の努力だけは怠らぬように、それだけのお勤めをすれば少しは道が開けるかも。

 来年は株投資に挑戦してみるか。

 山っ気がないと、面白くないから。

 大晦日に伴い、拙ブログのご訪問に感謝。
 来年もどうぞよろしく。



■東証で大納会 株価は過去最大、42%の下落
 東京株式市場は、今年最後の取引を終えました。アメリカの金融危機とそれに続く世界的な不況で、今年、市場は混乱し、平均株価は一年間で6000円以上値下がりしました。下落率は42%で、過去最大です。

 平均株価の今年の終値は29日に比べて112円39銭高い、8859円56銭でした。株価水準の底上げを狙う、いわゆる「お化粧買い」が入ったとみられます。それでも年間の下落率は42.1%で、過去最大となりました。取引の7割近くを外国人投資家が占めていた東京市場ですが、金融危機でその多くが引き上げ、市場は3カ月で様変わりしました。9月15日、世界的な金融危機の引き金が引かれました。リーマン・ブラザーズの破産申請です。「次、破たんするのはどこか?」。市場は疑心暗鬼に包まれ、株価は暴落しました。10月16日、平均株価は1089円暴落し、過去2番目の下落率を記録しました。10月28日には、26年ぶりに一時7000円を割り込みました。金融危機は、実体経済をもむしばみ始めました。世界的な景気悪化と加速度的な円高が、日本を代表する企業を直撃しました。株価は9000円を割り込んだ状態で、年末を迎えました。来年の株価は、しばらくは厳しい状況が続くとみられています。[081230日19時29分更新]ANNnews

画像は、ANNnewsより借用。

posted by 9組の秋六 at 05:21| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

人気のブッシュ・シューズ「自由の勲章」に注文殺到■侮首に苦痛を投げ付けた?

戦争はタバコと同じで、百害あって一利もなし、なんて誰も言わない。
これには反論があって、タバコには利尿効果があって、痩せが期待できるように、戦争には「英雄」の誕生が、なんて苦しい真に苦しい言い訳も成立しそうだ。

昔、ある詩行に触れて、これは何だろうと思ったことがある。
問題の詩行とは、次のもので、なんとなく今回の件で意味が解けそうな感じになっている。

穿くを穿く。靴をではなく。歩くで歩く。足でではなく。到るに到る。神殿にではなく。
(高橋睦郎「穿く・歩く・到る」)

書くまでもなく、「靴を穿く」とおけば通例たりえるが、詩行は悉くそれを裏切っている。が、イラク人記者の靴投げの件で、「神を穿く」の意味が明らかになったといえるのではないか。



■靴投げ事件、アラブ諸国に広がる波紋
 イラク復興支援のため輸送活動に携わった航空自衛隊の派遣隊員が帰国し、自衛隊による活動はほぼ終結しましたが、そのイラクでは依然、あの事件の余波が続いているようです。

 「イラクの復興に貢献」。この人もそう信じていたはずでしたが・・・。

 「お別れのキスだ!犬野郎!」(イラク人記者)
 「今の靴のサイズは10(28センチ)だったよ」(ブッシュ大統領)

 靴を投げたイラク人の記者は逮捕されました。釈放を求める市民が行った大規模なデモ行進。記者の抗議への共感は、イラク国内だけに納まりませんでした。

 エジプトでは、「娘をこの人と結婚させたい」と申し出る男性が。サウジアラビアでは、靴をおよそ9億円という破格の値段で買い取るという人物が名乗り上げたといいます。

 さらに・・・。フランス公共ラジオによりますと、靴は、トルコの靴メーカーが製造し、年間1万5000足が販売されていましたが、22日までの9日間でイラクや中東諸国などから37万足の注文が舞い込んだといいます。

 靴メーカーは、臨時に従業員100人を雇用。靴の名前を「ブッシュ・シューズ」へと改められました。

 アラブ諸国に広がる靴投げ事件への共感。イラク戦争に踏み切ったブッシュ大統領への不満は、今もなお、くすぶり続けています。

 AFP通信によりますと、記者の初公判は、今月31日にバグダッドで行われますが、最高で禁固15年の刑が科せられる可能性があるといいます。(23日23:06)[081223日23時48分更新]TBSnews


■“靴投げ”イラク人記者「拷問を受けた」
 アメリカ・ブッシュ大統領に靴を投げて拘束されているイラク人記者が、イラク・マリキ首相に送った手紙について、「拷問を受けて謝罪の手紙を書くよう強制された」などと家族に話していたことが明らかになった。

 これはAP通信が伝えたもので、記者は接見した家族に対し、「靴を投げたことは全く後悔してない」と語ったという。また、記者は「拷問を受けている」と話しており、顔や体にあざがあるほか、歯も抜けていたという。[081223日12時33分更新]日テレnews24



■サマワ発電所の引き渡し式に橋本聖子副大臣が出席
 イラクのサマワに日本の無償資金協力で発電所が完成し、橋本聖子外務副大臣が現地でイラク側に引き渡しました。

 橋本聖子外務副大臣:「日本政府のイラク復興支援無償資金協力事業のなかで、最大規模の象徴的な事業である大型発電所が無事完成し、ムサンナ県の皆様に電力供給を始められたことをともに喜びたい」
 サマワに完成した火力発電所は、日本政府が127億円をかけて建設し、サマワのあるムサンナ州の3分の1、2万世帯の電力需要をまかないます。去年、完成する予定でしたが、治安が悪く工事がたびたび中断し、日本人技術者を派遣できないことなどから完成が遅れていました。自衛隊が撤収した後、日本のイラク復興支援は円借款や技術協力など民間主導の段階に移ることになります。[081223日11時58分更新]ANNnews
posted by 9組の秋六 at 05:17| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

アメリカ発金融危機■実は、05年8月に襲ったハリケーン・カトリーナに予震あり

450px-Hurricane_Katrina_Eye_viewed_from_Hurricane_Hunter050823.jpg本格的に書こうとすると、眠たくなる悪い癖が出るので、軽く流す感じで、ね。
最近の政策論なんか動画ニュースでかじったりしているが、所詮は、貧脳の産物ではないか(無論、オレなんか二乗の貧脳)。
たとえば、「金融危機」だから「金融機関」向けの強化法案なんか作ろうとしているが、アホの考え休みに似たりということだ。

読み物としては面白いけれど、日本の「知」の空洞化が起きている。ネット「文春」に目を通した限りでは。

いすゞの「派遣切り」は、悪質だ。この会社にはオレ自身被害を受けているから、この際、新労組は徹底的にたたいてこそいすゞの未来が開けると思って、頑張って欲しい。
 いすゞに限らず、トヨタもだ。販売において輸出依存かつ一人勝ち(これが、非英雄の論理だ!)を狙った経営戦略が失敗したということだ。トップの責任は重大だ。

「棄てる神あれば、拾う神もあり」なんて書くのはどうか。

そんなことよりも、侵害を受けたから、その後にはじまる侵略の口実に使うっていうのは、どうだろうか?

と書くと、北朝鮮のことかと連想を働かせる人もいるかと思われるが、そうではなくて、飽くまでも悪魔でも日本の問題として受け止めてもらえたらと思っている。

 予定のテーマは、以下の通りだが、手に負えない場合は、修正や勝手に放棄のケースもあるということね。

1 イラク戦争よりは、アフガン侵攻のほうが根深い。
2 ハリケーン・カトリーナに始まるアメリカ発金融危機。
3 アメリカ市場からオイルマネーの投資資金の引上げでアメリカの経済は窮地。で、一人勝ちのアラブは大笑い。
4 リーマン・ブラザーズの倒産の持つ意味について。
5 第一次的資源の持つ意味は、バブル崩壊に仕掛けられた時限発火装置。
6 今必要なのは、国内需要の喚起。対策は、個人向け融資の充実に限る。担保は?
サブ*社会福祉協議会は解体しろ。地方政治の改革は、ここから始まる。
7 無策無能のブッシュ大統領の男根的欲望の敗退(既出?)。
8 工業立国からの脱皮。国家100年の大計とは?(既出?)


ところで、見出しにある「カトリーナ」であるが、wikiで調べてみると、経済的な影響について、次にあるような2点の記述がある。


■原油価格の高騰
2004年より中国における需要増大などによって原油価格の上昇が続いてきたが、ハリケーン・カトリーナはさらなる高騰の要因となった。7月末には1バレルあたり約60ドルだったものが8月30日には一時70ドル超(ウェスト・テキサス・インターミディエイト)を記録した。ガソリン小売価格も全米で高騰する中、特にニューオーリンズからパイプラインで原油の供給を受けていたジョージア州アトランタでは消費者のガソリン不足の不安に便乗する業者も現れ、1ガロンあたり5ドルを超える高値で販売する小売店もあった。ちなみに1年前の2004年9月上旬におけるアトランタでの平均小売価格は1ガロンあたり1.6ドル程度である。

メキシコ湾沿岸はアメリカ合衆国の主要な油田地帯であるが、ハリケーンの接近で原油産出の中断を余儀なくされた。また、ハリケーンにより原油精製施設も被害を受け、閉鎖に追い込まれた。復旧には数ヶ月かかるという見通しもある。アメリカ政府エネルギー省は国内のガソリン価格上昇などを受けて、戦略備蓄石油を石油会社に貸し出すことを決定した。

国際エネルギー機関(IAE)は、日量200万バレルの緊急石油備蓄放出を決め、各国に協力を求めた。


■穀物市場への影響
カトリーナによって閉鎖された、ファーストフード店ウェンディーズニューオーリンズ近辺は、米国中部産穀物(小麦、大豆、トウモロコシ)の集散地である。罹災直後、シカゴ穀物先物市場では、国内余剰懸念により先物価格が低落傾向にあり、日本においては逆に、先物価格が上昇するという状況になるなど、日本国内の穀物価格の上昇及び物価への悪影響が懸念されたが、米国における復旧の進展、日本国内における備蓄調整等により影響は限定的なものにとどまった模様である。

次に指摘したいのは、被災住民への等閑な支援策で、アメリカ市民の将来的な不安を煽ったことだ。

■具体的な支援策
2,000ドル相当の買い物ができるデビットカードを被災地域に住んでいた住民に対して、1家族あたり1枚、合計約32万枚支給した。

■政府の対応への不満
カトリーナの中心(台風の目)。アメリカ海洋大気圏局保有機から撮影。政府の対応が遅れた事に対してブッシュ大統領自ら認めたが、大統領が休暇中のテキサスの牧場から声明を発表していたことなどもあって政府に対する非難は各方面から噴出した。Floyd (フロイド、1999年)では、300万人を避難させた連邦緊急事態管理庁(FEMA)であるが、元連邦緊急事態管理庁(FEMA)南部本部長は組織改編による指揮系統の不備と職員の士気低下を指摘している。被害の最もひどかったルイジアナ州では、州兵の3分の1をイラクに送り込んでいる。それにより州兵が不足し、救助活動や治安維持が遅れたのだとの非難がある。これに対し大統領は「被災地支援にもイラクにも、十分な兵士がいる」と反論した。また、被災した地域の住民の多くはアフリカン・アメリカンであり、人種差別や貧困といった問題が被害を大きくした要因でもある。そういった中、アフリカン・アメリカンに対する差別意識があるとする、政府を批判する発言が相次いだ。住民の不満を抑える意味も含め、ライス国務長官が出身地でもあるアラバマ州を訪問した。
(いずれもwiki)


着地は3点足らずの貧しい結論:倒産を目前にした企業の救済は時すでに遅く、真っ先に着手すべきは被災住民の救済であり、将来的な不安の払拭ではなかったのか(政策のネジレ現象)?

・資源の危機にこそ、「金融」という経済的悪魔は乗じてくる?

画像は、wiki「ハリケーン・カトリーナ」より。
いつも無断借用で、心苦しく思っているから、寄付でもやっぺ?
posted by 9組の秋六 at 11:15| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

給水停止と真珠湾攻撃■今日の私的なニュース鬼押し(^^

300px_WIKI_USSArizona_PearlHarbor.jpg水道局の給水停止処分を受けて、数日が経っている。
水道水の使用ができなくなると、不便な生活を強いられることは書くまでもない。
なんといっても一番の問題は、不衛生な生活を強いられることだ。
 トイレの水は流せなくなり、風呂は垢だらけの水で我慢。
 泥付きの根菜類は、水で洗えなくなるし、食器類もしかり。

 水がないと実に不便だ。対策は、近くの公園から水を盗んできて凌ぐことだ。
 スーパーで売っている安いミネラルウオーターを買う方法もあるが、いくら安くても積もり積もって1立米もの水を買うことにもなれば、数万円の出費を余儀なくされる。

次なる問題は、給水停止をいつ解除してくれるかということだ。
この点がどうも定かではない。

「給水停止執行通知書」によると、「給水再開の時期」について、「未納金額の支払いがあれば、速やかに給水再開の手続きを執りますが、給水停止件数が増加した場合は、希望される日時までに給水再開することができないときがあります」とあるように、「希望日時」はもとよりオレが何の連絡もしなければ、再開は無期延期という可能性も残ることになる。

そもそも「希望日時」に関して、給水停止処分を受けた生活困窮者が一週間後に給水再開を希望というだろうか。
冗談じゃねえ、こんな役所の作文と付き合っていられるか。

「水が使えなくて・・・」という困窮者の悲鳴を聞いて、のそりと動作をはじめる市水道局の職員とは、いうなれば、国家神道のグロテスクな化け物であろう。
誰だって鬼退治の必要に駆られるのではなかろうか。

右の頬を打たれれば、ついでに、左の頬も差し出しましょうよ。

っていうつもりだから、長期戦を覚悟している。

その結果、何が起きるか、オレにもわからない、っと。

最近のオレって、生活実感のないまま、亡霊のように死後を生きているから、これをもって、死処とするかもね。

未納金額は、二回分で6,000円余。
すぐに完納しましたけど、何か?

「この通知を受けて納付された方は、至急、市役所管理課へお知らせ下さい。連絡がない場合は行き違いで給水停止となることがあります。
 給水停止された方への対応は、月曜日から金曜日の5時15分までです。夜間や土・日曜日、祝日には一切対応できませんのでご承知ください。
 給水停止の執行により生じる損害等の責任は一切負いませんので、ご承知ください」

上は、責任回避というジャパニーズスタンスの好例であろう。

処理能力の限界を超えるような「刑」の執行は、はじめからやるな、っていうことよ。

次は、ネットで拾ってきた参考資料

■・・・構わんですか。それでは、旧地区ごとに簡単に説明させていただきますと、鴨島地区では405件の590万1,640円、川島地区では183件の284万7,810円、山川地区においては215件の381万4,800円、合計として803件の未納がありまして、合計1,256万4,250円と現在なっております。しかし、この件数を先ほどご説明いたしましたように、市民の人に早期に支払いしていただくような対応をいたしまして、未納者には分納誓約等措置をし、それに応じない方については給水停止の通告をして給水停止を進めていくということで、この簿内管理しておる未納件数を減らす努力をしておるところでございます。
 それと、先ほどの中で2年間となりましたので、今現在におきましてはいわゆる簿内管理というのは、2年の時効を役所で未納者として扱っておるのは16年度、17年度、そして13年度から15年度は簿外管理として台帳整理をし、不納欠損済みではございますが、台帳管理をしておりますので、申し添えておきます。
 以上が現状でございます。よろしくお願いを申し上げます。
http://www.tcu.or.jp/y-gikai/seiyuukai/situmon/kt1806.html

■第3条 給水停止の執行は、給水停止予定日の前日までに水道料金等の納入又は給水装置の改善等をしない者に対して行う。ただし、管理者が特に事情があると認めた場合には、処分を保留することができる。

2 給水停止は、水道使用者が不在であつても執行する。
3 管理者は、給水停止を執行した場合は、給水停止執行通知書(様式第2号)により、水道使用者に通知するものとする。
(給水停止の方法)
第4条 給水停止は、量水器を撤去することをもつて行う。
(給水停止の中断)
第5条 給水停止の執行中において、原則として水道料金等滞納額の2分の1以上を納入し、かつ、残金の納入期日及び納入方法を水道料金等納入誓約書(様式第3号)により誓約した者については、給水停止を中断することができる。
2 前項の誓約をした者がその誓約を履行しなかつた場合は、直ちに給水を停止するものとする。
3 条例第34条第2号及び第3号の規定に該当する給水停止については、停止の中断は行わない。
(給水停止の解除)
第6条 給水停止は、水道料金等の完納又は給水装置の改善等の完了をもつて解除する。
2 管理者は、水道料金等の完納又は給水装置の改善等の確認をしたときは、速やかに給水停止の解除を行わなければならない。
3 管理者は、給水停止の解除を行つたときは、給水停止解除通知書(様式第4号)により水道使用者に通知しなければならない。
富士見市 http://www.town.fujimi.nagano.jp/reiki_int/reiki_honbun/ae74104901.html



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前航空幕僚長の田母神俊雄の論文「日本は侵略国家であったのか」によると、真珠湾攻撃はアメリカによって仕掛けられた罠と説明している。

■さて日本が中国大陸や朝鮮半島を侵略したために、遂に日米戦争に突入し3 百万人もの犠牲者を出して敗戦を迎えることになった、日本は取り返しの付かない過ちを犯したという人がいる。しかしこれも今では、日本を戦争に引きずり込むために、アメリカによって慎重に仕掛けられた罠であったことが判明している。

この根拠としているのが、「コミンテルン」のスパイの暗躍である。

■・・・当時は冷戦の真っ只中であったためにアメリカはこれを機密文書とした。その後冷戦が終了し1995 年に機密が解除され一般に公開されることになった。これによれば1933 年に生まれたアメリカのフランクリン・ルーズベルト政権の中には3 百人のコミンテルンのスパイがいたという。その中で昇りつめたのは財務省ナンバー2 の財務次官ハリー・ホワイトであった。ハリー・ホワイトは日本に対する最後通牒ハル・ノートを書いた張本人であると言われている。

コミンテルンの「陰謀」がどういうものか、調べればすぐにでもわかることだ。一言で言えば、賢いやり方だ。
 仮に、田母神のいうようにそれが罠にはまったと正当化できるならば、すべての生活困窮者は最後通牒を突きつけられた報復としてテロ活動を行ったとしても正当化できることになろう。

(こんな論理に酔ってしまうほど、オレの頭は弱いということか?)


凶悪事件を起こす犯人(例、小泉毅)というのは、確信犯的な反社会的な人格を造成した上で、覚悟の犯行に臨んでいる。
 そのときの軍部は、同じような意味で、熱狂的な国民の後押しを受けて?反米的な人格を造成した上での暴走行為といえなくもない。
 真珠湾攻撃での利する目的は、東南アジア産のゴム?


小泉毅にしたってそうだが、このゴムほどに見合う戦果なんてあるのだろうか?


遅松。

画像は、「炎上する米戦艦アリゾナ」wikiより無断借用。
posted by 9組の秋六 at 03:45| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月08日

NHKスペシャルドラマ「最後の戦犯」を読み解く■メッセージは?

topimg02.jpg本当は、眠りたいんだ。たっぷりと睡眠をとって体力を温存して、日中のハードな仕事に備えたいんだけど、できないところが人間の哀しさというか、個人的なことはどうでもいいということにしておくか。

オレ自身の感動というものが信じられなくなって久しい。というよりは、感動を狙った物語というものに対して懐疑的になっているというべきか。
これは高校のときからだ。ということは、この時から、オレのアタマは狂ってしまったといえるかも。
もともとアメリカ映画のエンタメが好きな方だから、NHK風の教育番組?は苦手なタチ。
といっても、関係のネ〜話。

感動をまとめるのは、次にあるように他人任せでいいと思っている。 

■拘置所のなかでの「1発の爆弾で数百人殺した人と1人の敵を殺したひと」という 会話のあとの「人を斬ったときに感じは忘れられない」という修さんの言葉が、例え 何百人でも1人でも命を奪ったものは裁かれるべきという、自分の命よりも命の重みのほうを考えた修さんは立派で強い方だなと思いました。「命の重み」ペンネーム:靖鷹

さて、NHKスペシャルのドラマの「あらすじ」によると、次のようになる。


■終戦のわずか5日前、上官の命令に従って一人の米兵を処刑した見習い士官・左田野修さん(当時22歳)。岐阜県多治見での3年半余りの逃亡生活の後、戦犯として裁かれました。日本国内での「最後の戦犯裁判」でした。

■左田野さんが獄中で綴った「告白録」が近年、発見されました。それは「個人の戦争責任」を問い続けた何百枚にも及ぶ手記でした。この膨大な手記に基づいて“敗戦国日本の戦争責任”を個人で考え抜いた一人の若者の姿を描く迫真のドラマをお送りします。

■逃亡生活で出会った人々の上に色濃く残る戦争の傷跡、“戦争犯罪人”の身内として不当な差別にあった家族の苦悩、処刑を命じた上官たちの葛藤・・・様々な人間模様を織り交ぜながら、“戦争の罪悪”を問いかけます。


□まとまらぬ分析ノート
・アメリカ人を一人を殺すと、戦犯として罪を着せられる。
(無論、アジア人だと、何人殺しても・・・という意味ではない)
・戦犯をボスとリーダーの双脳的な「共謀罪」として読み解くと、上官たるボスの頭はアル中でいかれており、処刑を酒の肴にするような俗物であるが、リーダー役を務めるマジメな見習い下士官は、徹底したマジメ人間である。
(つまり、戦争責任は国へと繋がる回路が遮断されたフィクション仕立て)
・マジメな復員兵の妹の持つ明るさが「戦後」を象徴し、姉の持つ病的な暗さは、「戦時」と対比できるならば、「戦時」の持つ意味は、「病気」ないしは「狂気」という(原話のモチーフと違った)番組制作者の意図が透けて見えることになる。
・マジメな復員兵には、父親がいない。この不在は、父神の不在を告げるはずで、倍賞千恵子の演じる母親は母神である。役割は、息子の守護神である。


結論は、今日的な犯罪は、狂った頭部の持ち主とマジメな復員兵の共謀によって引き起こされているということか?

遅松


吉村修(24)(ARATA)は昭和20年8月10日、福岡郊外で捕虜米兵の斬首を上官から命令され、日本刀を振るった。7月に見習い士官として配属されたばかりの修にとって、人生でたった一度の殺傷行為だった。
戦後、進駐軍は「捕虜を虐待したものは、当事者その人に責任がある」として“戦争犯罪人”に厳しい処分を課した。
21年早春、元上官の加藤(石橋凌)は修たちに逃亡を命じる。責任をうやむやにしようとする加藤に対して、納得できない思いを抱えながらも、逃亡するしか生き延びる道はない。修は岐阜県多治見の陶器工場で職人修業をしながら、復員兵「松田忠之」として身を隠す。


修は先輩の職人・仙造(村田雄浩)に真面目な働きぶりを見込まれ、また社長・岡田(中尾彬)にも信頼を置かれるようになるが、もう一人の自分を演じることに苦しみを感じる。
一方、故郷の福岡では修の母・波江(倍賞美津子)たちが“戦犯の家族”として過酷な暮らしを強いられていた。小学校に勤めている妹・安子(前田亜季)は後ろ指さされることに耐え切れず辞表を出すことを余儀なくされる。姉・静子(原沙知絵)は病身にもかかわらず警察に執拗な取り調べを受け、心労のため息絶えてしまう。母・波江もまた拘留され、拷問にも等しい取り調べを受ける。


横浜では軍事裁判が始まっていた。修はラジオで、元上官・加藤や同僚・篠崎(新井浩文)たちが逮捕され、裁判で死刑の判決が下されたというニュースを聞く。自首か自殺か、いずれかの道を選ばなければ己が壊れそうなほどの衝撃。苦悩が最高潮に達した時、陶器工場に刑事が姿を現す。


逮捕された修は法廷で、上官たちの醜い責任の擦り合いを目にする。また巣鴨プリズンで、死への衝動に駆られる同僚や朝鮮人戦犯の不条理な姿を垣間見て、自分は戦争の「被害者」ではなく「加害者」でもあることに思い至る。・・・修への判決が下される時が迫っていた。

http://www.nhk.or.jp/nagoya/senpan/
posted by 9組の秋六 at 05:02| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

田母神論文(憲法解釈を争点にしない?)とある自衛隊合憲論(歴史認識を争点にしない?)

20081101-tamogami_tosio60a-nnn-pol.jpg田母神論文(半解だが)の特徴を一言で言えば、歴史認識はあっても憲法解釈はないということではないのか。
これまでの歴史認識は、ある逸脱行為があって敗戦し、(国家権力の縮小を核とした)憲法制定によって戦後は民主主義国家として驚異的な「復活」を遂げたというものだが、仮に、あの逸脱行為を否定するとすれば、憲法制定の意味が失われ、戦後の未曾有の経済的な「繁栄」は既定路線-ーつまり、王政復古的な「無謬」のイデオロギー?のおかげ−−といった解釈が可能になるのではなかろうか。

違憲状態にある自衛隊の存在意義について、誰しもが気になり、考えることであろうが、私自身は自衛隊法に定めるような侵略に際しての自衛のため武力の行使は控えるべきと考えている。
代わりに、日米の枠に留まらぬ国際的な安保体制を築き上げ、「世界平和」を実現するための自衛隊の活躍を推進すべきだと考えている。

この場合の国際的な平和理念とは、こうだ。

《自衛のための武力の行使、これを放棄する》

つまり、有事の際のわが自衛隊は、直ちにヒステリックに応戦・臨戦するのではなく、集団的な安全保障条約に則って、自国に向けて海外派遣を行うのである。


以下、私的な自衛隊合憲論を紹介する。


■法体系の三則

T法には、二種の体系がある。
U一つは、緩い法体系である。
V もう一つは、緊張の法体系である。

 法について語る場合、上にあるような三原則を踏まえるべきだと考えている。
「緩い」法体系とは、「憲法」を指すが、この場合の「ゆるい」意味は必ずしも明らかではない(たとえ違憲状態にあっても、その現存在の否定・抹殺はなく、「和}を尊び、受容に徹する?)。
「緊張」の法体系とは「民法」や「刑法」等をいう。両者の違いは、憲法の言葉は曖昧性(若しくは非実現性)を有するために厳格運用できないが、刑法等では用語が厳密に定義付けられたために厳格に運用できるという利点が挙げられる。そのくせ、「憲法」は最高位の国内法である。

■憲法と下位法との相互補完性

 憲法とは生まれて間もない赤子の様な無力にして厄介な存在だから、手足となる下位法を必要とする。
 憲法がそれ自体完結した法体系というのであれば、下位法の必要性はなくなるし、下位法は下位法で憲法とは別の理念に従う法となって、その存在意義について説明ができなくなるのではないか。

 と、こういう自明な考えをあえて述べたのは、九条の条文「戦争放棄」の取り扱いについて疑義を呈したくなったからである。

註)この相互補完性についてもうひとつの疑義を呈しているのが国会法だ。この法に関しても、理念の在り処が不明。


■第九条と自衛隊法のネジレた関係

 第九条と自衛隊法は、補完的な・一対の法と考えられる。しかし、条文にある言葉、特に、「その他の戦力の保持」に該当するために、憲法の精神とは相容れないものとなっている。だからといって、違憲状態即自衛隊の存在そのものの否定にはつながらないと考えている。
 第九条に盛り込まれた崇高な精神は、厳密に規定された下位法に支えられることによって、その憲法の精神は効力を発揮する。
 こういう考え方(憲法自らの持つ法的逸脱は、下位法によって回復する)が許されるならば、憲法の理念の空文化ではなく、その実効的な法としてとにもかくにも「自衛隊法」なるものをわが国は持ったといえる。
 第九条と自衛隊法の関係は、ねじれてはいるが、次のような関係式において中間的な法(点C)を仮設するだけで、両者の関係は正される。

      C
  A・−−・−−・B(A=第九条、B=自衛隊法、C=安保条約)

 上にある点は、「逸脱」を意味し、線は「回復」を意味する。ここでは、線は線的論理の意味で用いている。つまり、第九条と自衛隊法はねじれているために、直線的な論理で結び付けることはできないが、中間にある法を介在させると、両者の関係は難なく正される。中点の法とは、書くまでもなく、「日米安保条約」をいう。
 要するに、法理論の上では、何の問題も生じないのである。

 第十章の最高法規に目を通すと、憲法は国内の最高法規ではあるが、第九十八条の第二項において「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守することを必要とする」とあるように、安保条約の介在によって自衛隊の存在が正当化されたといえる。ただし、安保条約のもつ意味とは、自衛隊とは国防の手段ではなく、国際紛争を解決する手段としての存在意義でしかない。

註)図式にある「中点」とは、厳密に言えば、「特異点」と解することも可。

■「戦争」の今日的意義とは?

 戦争というと、帝国主義者の「侵略戦争(他国の資源の獲得を目的とした)」を思い浮かべる人が多いかもしれないが、今日的なアメリカの参戦する戦争は、解体と再建をセツトにした戦争と考えるべきである。国際紛争の火種とはいえ、旧制度の暴力的解体は無残にして非人道的な行為だが、強制的な民主国家の立ち上げという大義を掲げている。

註)イラク戦争が仮に石油資源の安定的な確保を目的として隠し持っていたとすれば、かかる戦争の持つ帝国主義的な側面は否定できなくなる。

■自衛隊の役割とは?

 かかる戦争の意義において、自衛隊の持つ「国防の手段ではなく、国際的な紛争を解決する平和的手段としての」存在意義が活きてくる。つまり、「再建」に資する場合に限って。
したがって、再建に「資する」とは、戦後的「再建(=復興)」と解するべきであり、戦時的「再建」は両立しないと考えるべきである。

次は、田母神論文関連のニュースである。

■田母神氏、今度は核武装に言及
 田母神前航空幕僚長が今度は核武装に言及です。政府見解を否定する歴史認識を発表し解任されて1か月たちますが、1日は外国からの特派員を前に核武装についての議論の必要性を主張しました。

 「核を初めから持たないと言ったら、核抑止力は低下する。持つ意思を示すだけで、核抑止力は向上する」(田母神俊雄・前航空幕僚長)

 また、「1945年に原子爆弾を持っていて、指揮官の立場にあったらアメリカに対して使ったか」という質問に、「やられれば、やるのではないか」と答えました。

 自身の歴史認識や憲法改正など、1日も持論を展開した田母神氏ですが、外国人記者からは冷やかな反応が目立ちました。(01日22:04)[081202日2時43分更新]TBSnews

■前空幕長「誤った歴史認識正す必要がある」
 「日本は侵略される側にあって、最後まで侵略されずに残った国だったと思う」−外国特派員協会で1日、「日本が侵略国家だったというのは濡れ衣(ぬれぎぬ)だ」などと政府見解と異なる論文を発表して更迭された田母神前航空幕僚長が講演し、「誤った歴史認識を正す必要がある」などと持論を展開した。

 防衛省によると、約7000万円に上る退職金の支払いは2日が期限だが、まだ手続き中だという。[081202日2時10分更新]日テレnews24

■社説2 田母神空幕長の解任は当然(11/3) 日経ネット
 田母神(たもがみ)俊雄航空幕僚長の解任は当然である。

 自衛官が心のなかでどのような思想・信条を持とうと自由だが「日本が侵略国家だったとはぬれぎぬ」とする田母神氏の論文はウェブ上で公開されている。内容は政府見解に反する。放置すれば、政治家による軍の統制(シビリアンコントロール)に抵触する結果にもなったろう。

 田母神氏を最優秀賞にした懸賞論文を企画した企業のウェブサイトには田母神氏を空幕長であると明記している。浜田靖一防衛相が「政府の見解と大きく異なり、不適切だ」と語り、麻生太郎首相が「もし個人的に出したとしても今は立場が立場だから適切じゃない」と述べ、解任したのは、適切な判断である。

 昨年の守屋武昌前次官の汚職、海上自衛隊の一連の事件、事故など防衛省の各組織内で不祥事が続くなかで航空自衛隊だけは、最近は大きな問題が起きていなかった。内部では「空自の最大の問題は空幕長」と冗談まじりで語られていた。

 田母神氏は過去にも周囲を心配させる言動を重ねてきた。名古屋高裁がイラク派遣部隊の多国籍軍兵士輸送を違憲と判断をしたのに対し「そんなの関係ねえ」とタレントのギャグを使って反応した。東大五月祭での討論に招かれて参加し、やはり防衛省の首脳部を心配させた。

 田母神氏にすれば、今回の論文を含めてすべてが自身の信念に基づくものなのだろう。

 三自衛隊には四文字熟語を重ねてそれぞれの体質を冷やかす表現がある。陸は「用意周到・優柔不断」、海は「伝統墨守・唯我独尊」、空は「勇猛果敢・支離滅裂」がそれである。これが当たっているとすれば、田母神氏は典型的な航空自衛官だったのかもしれない。

 田母神氏は空自のエリートコースである戦闘機パイロット出身ではない。同期には「将来の空幕長・統合幕僚長」ともいわれたパイロット出身者がいたが、なぜか失速した。このために本来は適格とは思われていなかった田母神氏が選ばれた。

 守屋前次官が権勢を振るっていた時代である。防衛省史には今回の騒動も守屋時代の負の遺産と書かれるのだろうか。
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2008年12月01日

元次官連続襲撃事件の余波?■文部省幹部の「殺害予告」で東大法学部卒の前田記宏容疑者(25)を逮捕

この容疑者のと思われるブログを閲覧したが、表現は断片的且つ過激だが、内容はいたって乏しい。
日本を支配しているのは、一握の東大卒のエリート官僚という説は何ら目新しいものではない。
(昨日のTVの政治討論会にゲストとして招かれた竹中氏は「高級官僚が悪い」と、司会の田原氏の質問に対してはっきりと答弁していた。元を正せば、共産党の終生変わらぬ?主張のひとつだろう。それとて短絡的な論理だが)
東大卒という優秀な頭脳の持ち主だから国のことを安心して任せられると信じているのが国民の大半であり、これに異議申し立てを行っているのが挫折したインテリということか。

人をやりたくなったら「ナイフ」ではなく、「ペン」でというのが民主主義的な基本ルールであるはずが、「革命」とか「英雄」とかいう邪念が自己愛(幼児的万能感)を肥大させて、「ナイフで殺す」という文脈を用意させるのではないか。
文部省から「詐欺」されたという主張は、子ども染みている。容疑者本人は被害感情はあっても、飽くまでも観念的であるから、「妄想」の域を出ない。

うそを書いて真実を照らし出すのが文学的手法だ。
真実を書いて「闇」を照らし出すのがドキュメンタリの手法だ。
そして、闇を書いて「神」を照らし出すのが神学的な手法だ。

亀とアキレスではないが、言葉や論理的計算で「真実」をとらえたと思っていても、言葉はそれを裏切るものだ。
深夜に襲ったきらびやかな観念は、朝の光に照らされると、どうしょうもなく色あせてしまうものだ。

「言葉の壁」を前にして、それを乗り越えた者が「天才」ということにしておくか。

■東大法卒の多数意見は今のまま暴力と文彩による支配を維持しつつ大過なく過ごすという方向性が看取されるが、一方でそんな体たらくで良いのかというもっともな意見もあるし、私のように本質と論理による支配に意向すべきとの意見も当然尊重されてしかるべきだろう ... 10:27 AM Nov 26th from web
■「非東大は東大に対抗できない」「東大他学部は東大法に対抗できない」は確立した例だと思うが、東大法卒内部において、国家政治に対する異端的意見に対してどう扱うかは、「言わせておくが実務には参画させない」と考えている節のある例がある。今はどうなっているか分からない。 ... 10:23 AM Nov 26th from web
■暴力と言語(文彩)の支配。 9:29 AM Nov 26th from web

■詐欺の固有の意味は人を欺く行為であるが、日本法はこれを巧妙に言い換えて、「社会通念上大多数の国民がひんしゅくするような態様による欺く行為」とあいまいに定義し、これで判事の主観的利益考量を無理なく説明できるようにしている。このくだらなさが日本だよ ... 9:19 AM Nov 26th from web

■東大の文学研究は毎日新聞の記事の捏造と同じレベルだからねえ。人生を賭ける価値はないよ。人を騙すのが得意で地頭が悪い女にうってつけの雑務。 ... 9:12 AM Nov 26th from web

■@nijuusannmiri すでに妄想はなくなったと思いますがこれからどうするんですか。 8:58 AM Nov 26th from web in reply to nijuusannmiri

■俺自身は幸せに生きるけどその結果をなるべく社会に還元しない道を探している 9:29 PM Nov 25th from web

■電波送っても俺は変わらないから諦めろ 7:17 PM Nov 25th from web

■三度の飯より数学、生き生きした目で歴史書を読み漁ってた時期が懐かしい。飯なんかほっといてロマンを追っていた。それが今じゃこの東京砂漠で官僚を殺すだのなんだの言ってる。東大の学者は変な研究ばかりしてるし、変な事件も多い。キチガイどもめ。俺の生きた人生を返せ。 ... 5:54 PM Nov 25th from web

■俺はそのうち文部科学省官僚を殺るだろうな。時間の問題。 5:23 PM Nov 25th from web

http://twitter.com/realiste0?page=8

■文科省幹部の殺害予告 東大卒業生を逮捕
 文科省の幹部に対する殺害予告をブログに書き込んだとして、警視庁は29日、無職の男を逮捕した。

 脅迫の疑いで逮捕されたのは、東京・文京区の前田記宏容疑者(25)。調べによると、前田容疑者は今月20日、自分のブログに「文科省官僚への殺人予告をしたのは私です。1週間以内に次の者を刺殺する」などと書き込み、文科省の幹部を脅迫した疑いが持たれている。ブログには、現職の局長ら幹部10人の役職と名前が書かれていた。

 前田容疑者は東京大学法学部出身で、調べに対し、「教科書などと違う現実があることを知って、文科省の詐欺に遭ったとの感情が高まった」などと容疑を認めている。[081130日2時33分更新]日テレnews24



■東大卒25歳男逮捕、ブログに「文科省局長殺す」
2008年11月30日09時45分 / 提供:スポーツ報知
 インターネットのブログに「文部科学省の局長らを一週間以内に順次、自宅で殺害する」などと書き込んだとして、警視庁捜査1課は29日、脅迫の疑いで無職・前田記宏容疑者(25)=東京都文京区=を逮捕した。前田容疑者は東大を卒業しているが、「文科省に詐欺をされたと感じた」などと供述しているという。また、ネットの掲示板に書き込んだ疑いもあり、捜査1課では関連についても調べている。

 文科省幹部への「殺害予告」。逮捕された容疑者は“後輩”である元東大生の男だった。調べによると前田容疑者は今月20日、自分で開設したブログに文科省初等中等教育局の局長ら幹部10人の役職や名前を列挙。その殺害を予告する書き込みをして脅した疑い。

 前田容疑者は「理想を持って勉強してきたが教科書の内容と違う現実があるのを知り、文科省に詐欺されたと感じた」と供述。殺害予告の動機について「詐欺をされたという感情が高まり危害を加えようと思った。すべて自分1人でやった」と話している。実際に刃物などを準備したことはなかったという。

 インターネットの掲示板には今月上旬以降、文科省の幹部の実名を挙げた殺害予告が相次いだ。18日に厚生事務次官らの殺傷事件が発生したことで、この書き込みがクローズアップされ、新聞記事などで取り上げられていた。これらの書き込みの中には、前田容疑者のブログへのリンクが張られているものもあった。

 前田容疑者のものとみられるブログには、社会や政治への不満が書き込まれていた。「受験においてきちんとまじめに教材を勉強し、大変素晴らしい知識体系を頭に入れてきたのだが、大学入学後、部屋が変わると現実はまったく教科書どおりにはなっておらず、別の糞(くそ)みたいな醜悪な論理で動いていた」との記述も。中には子ども向けとして「おとなはばかだ」などと全編平仮名で書き込んだものもあった。

 前田容疑者には東大教授への殺害予告をした疑いも持たれている。ネットの掲示板に殺害を意図的に「数害」と誤字にして「11月“31日”に東大駒場キャンバスで教授を“数害”する」と書きこんだのを始め、厚生次官ら連続殺傷事件が発生した18日以降も続いた。

 27件の殺害予告が、同一のIPアドレス(通信機器に割り振られた識別番号)から書き込まれており、捜査1課では余罪についても調べている。

 ◆管理人「無口で控えめ」 ○…逮捕された前田容疑者は、東大の本郷キャンパス近くのアパートで一人暮らしをしていた。間取りは6畳1間で家賃は月5万円前後。昨年6月に引っ越してきた際には「まだ東大生で、今年卒業したようです」(管理会社)。印象については「無口でおとなしく控えめ。体格は若干小柄だった」(同)という。同じアパートに住む学生は「部屋から出たところを見たことがない」と話した。

5. リアル東大卒ワーキングプア
2008年11月30日 15:11
今の日本の「民主」主義はごく少数の特権階級に利益を誘導するシステムだと思いますよ。古典によれば不楽本座(今を楽しめないこと)は地獄の苦しみの10倍以上ともされる苦痛をもたらすもの。環境に関わらず現在の状況を楽しむという発想ができるといいですけどね。東京大学物語のヒロインみたいに。http://blog.livedoor.jp/tenryu_hitoshi/archives/986004.html#comments
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2008年11月28日

元次官連続襲撃事件V■小泉容疑者=オタク=非英雄の犯行と性格分析

インドなどの爆破テロからの連想で、日本で起きたこの元高級官僚を狙った連続襲撃事件は、負け組が勝ち組に対して仕掛けた国内戦争だという見方が当初?は出ていたが、犯人の個人情報などの新事実が明るみになると、所詮は、宮崎勤のようなオタク(=非英雄)特有の犯罪ということではないのか。

オタクの一番の特徴は、仕事よりは趣味優先である。
勉強で言えば、面白いことに対しては熱中するが、そうでなければ一転して学習意欲をなくしてしまうから、有名校に進学して壁にぶち当たると、学業成績は下位を低迷して無気力な学生生活を送るか、中途退学してしまうかのいずれかであろう。

こういう性格がもろに現れたのが「自首」で、最初は高級官僚の「10人殺害」を計画するが、元要人らの身辺警護が強化されると、途端にやる気を失せて、「投降」している。

収入と支出のバランス感覚は、ある程度保たれているが、失職などで収入の道が途絶えると、再起のための努力を放棄して、自己破産の道に突き進み、そのまま社会のどぶ川に身を投じて溺死するケースである。


こういう人間が育った背景として、志賀直哉に代表される「白樺派」の色濃い影響を考えている。
「等身大」のヒューマニストいうべきか、いい子と悪い子の同居というべきか、人間の在り方にたいして「等身大」であることを求められたことが、一つの原因になっていると考えている。

 そして、この種の人間の出す最後の答えは、いつも「和解」なのだ。


■小泉容疑者、ネット株取引で多額損失
 元厚生事務次官宅を狙った連続殺傷事件で、小泉毅容疑者がインターネットの株取引で多額の損失を出していたとみられることがわかりました。また、調べに対しては、「1年以上前から犯行を計画していた」と供述していることです。

 これまでの調べで、逮捕された小泉毅容疑者には、消費者金融などでおよそ100万円の借金があったことがわかっていますが、その後の調べで、小泉容疑者がインターネットで株取引をしていたことがわかりました。

 少なくともこの1年は定職についておらず、借金は株取引で失敗したものによるとみられています。

 また、小泉容疑者は、数か月前から刃物を購入するなど、具体的な犯行の準備をしていたとみられていますが、調べに対し「1年以上前から犯行を計画した」と供述していることがわかりました。

 この時期を選んだ理由について、小泉容疑者は、「11月は日暮れが早く、逃げるときに見つかりにくいから」と説明、さらに「人生に未練がなくなった」と話しているということです。

 捜査本部は、こうした犯行計画をめぐる供述と、借金を抱え経済的に困窮していた状況が関連があるかどうか調べを進めています。(27日11:25)[081127日19時19分更新]TBSnews

元厚生次官宅襲撃、ダガーナイフ所持
 元厚生事務次官宅の連続襲撃事件で逮捕された男が、秋葉原の無差別殺傷事件で犯行に使われ、殺傷能力の高い「ダガーナイフ」を所持していたことがわかりました。

 銃刀法違反の疑いで逮捕された小泉毅容疑者は、警視庁に乗り付けた車の中に10本の刃物を所持していました。この中に、両刃で殺傷能力が高い「ダガーナイフ」が含まれていたことが新たに分かりました。

 小泉容疑者は所持していたナイフについて、「夏頃から都内の専門店などで購入した」と供述しているということです。

 一方、今月17日に山口剛彦さん夫婦が殺害される5日前、小泉容疑者がさいたま市内のリサイクル店でパソコンやタンスなど家財道具を処分していたことがわかりました。

 「(小泉容疑者は)『お金はいいから、プラスマイナスゼロでもっていってください』と・・・」(リサイクルショップ店長)

 パソコンには、株取引のためのファイルのほか、アニメの少女画像が残っていたということです。店では住宅地図や長さ1.5メートルほどのバールも回収したといい、店長が使い道を聞くと・・・。

 「(小泉容疑者は)『これで体を鍛えてました』と。何でバールで体を鍛えるのか聞くと、『いや、重いですから』と」(リサイクルショップ店長)

 捜査本部は、小泉容疑者が事件前に身辺整理をしたとみて、パソコンや地図に事件に関わる資料が残っていないか分析を進めています。(27日17:15)[081127日21時10分更新]TBSnews
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2008年11月26日

元次官連続襲撃事件U■事件の背後にあるのは、日本版エデイプスコンプレックス?

この上に何を書き加える必要があろうか、と考えるのは、ケチな性分のゆえか。
後に、絶望的な無力感に苛まれやすい関係(ムダムダムダ?)もあるが、とにかく、思うところを書くことにする。

タイトルにもあるように、この連続襲撃事件の背後にあるのは、小泉容疑者の持つコンプレックスである。抑圧された父親へのアグレッシブな感情が地下のマグマとなり、(人格的な変成作用を受け)地表に迸り出たものがほかならぬ「凶行」という見方を採用している。

とんでもない事件を起こす犯人というのは、人知れぬ家族的な問題を抱えており、この個人的な問題解決のために事件を起こすような心的機制を隠し持っている可能性がある。
機制=からくりの解読こそ、必要であり、急務であろう。
情報のコピーではなく、先鞭を付けたいと思っている。

ウィキを参考にすると、「エデイプス神話」は、次のように要約できる。

父王ライオスは神託を受けて、子をもうければその子はお前を殺すであろうから妻とは交わるなと告げられる。が、ある日、酒乱の末に、禁を破ったために、妻は身ごもってしまう。
 子は生まれるが、殺すには忍びなく、ブローチで踵を刺した後、従者に命じて山中に棄てることを決意する。
 従者は子に恵まれなかったある夫婦に預け、去る。
 夫婦は足が腫れていたから、エデイプスと名づける。
 エデイプスは比類なく強い子供として大きくなり、王の子どもではないかと噂になるほど。
 ある日、三叉路で出会った馬車に乗った老人とトラブルになり、力に任せて、実の父と知らずに殺してしまう。

この後に、エデイプスはスフィンクスの謎を解いて、倒した功績でテーバイの王となり、実の母と知らずに娶り、交わり、4児をもうける。
エデイプスがテーバイの王となると、不作と疫病が続いたので預言者に神託を請うと、「父王ライオス殺害のけがれのため」と告げられる。
やがて、真実を知ると、エデイプスは狂乱の末に、ブローチでわが目を突き刺して、めしいになる。

エデイプス神話は「神話」であるが、土台は一人の人間の見た「夢」であり、ほとんど手を加えない忠実な記述と見ている。
 したがって、登場する人物や物には、象徴的な意味が隠されいるはずで、1例を挙げるならば、「ブローチ」とは「女の良心」を意味する言葉であろう(フロイトは、この意味を解き明かしていたかな?)。

ところで、犯人の心理を分析するためにエデイプス神話が参考になるといっても、これを日本版コンプレックスに焼直さないとてんで話にならないことは、書くまでもない。
 持論であるが、エデイプス神話に登場する「父王ライオス」は「美しい・娘の王」と読み換える必要がある。
 で、これをやれば、どんな展開になるか見当もつかぬ、と書けば、なんとも無責任な話になるかな(笑)
 

もし私の読みが正しければ、小泉容疑者が父親(つまり、「美しい・娘の王」)宛に書いたという手紙の内容は、突如として「和解」を告げる(父親自身が息子の頭を疑う)奇怪なものではないのかな。


↑はずれて、もともとだよ。


ついでに、ピッピッピッ ♂♂♂ ハトマク、ハトマクっと。

■元次官宅襲撃:毎日新聞にも「事件」と「自首」の書き込み
 「元事務次官を殺した」と東京・霞が関の警視庁本部に出頭して銃刀法違反容疑で逮捕された小泉毅(たけし)容疑者(46)が書いたとみられる「元厚生次官宅襲撃事件について」と題した書き込みが、出頭約2時間前の22日午後7時すぎ、毎日新聞へ送られていた。ニュースサイト「毎日jp」の「お問い合わせ」コーナーから送信されたもので、24時間態勢ではチェックしていない部署へ届いていた。

 全文は以下の通り。

日時 2008年11月22日午後7時8分

件名 元厚生次官宅襲撃事件について

今回の決起は年金テロではない!

今回の決起は34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!

私はマモノ(元官僚)1匹とザコ(マモノと共生しているやつら)1匹を殺したが、やつらは今も毎年、何の罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている。

無駄な殺生はするな!!!

無駄な殺生をすれば、それは自分に返ってくると思え!

<日本警察の捜査能力に疑問>

・私は左利きである。(吉原の妻に聞けば分かること)

・私は靴ひもタイプを使ってない。

・吉原の妻に使った凶器は山口を殺した包丁を使用した。

・山口の件では最初に出てきたのは剛彦である。

最初から逃げる気は無いので今から自首する。

以上

毎日新聞 2008年11月24日 19時24分(最終更新 11月24日 23時18分)




■小泉毅容疑者「一番切れるもの使った」
 元厚生次官ら連続殺傷事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕された小泉毅容疑者(46)が、警視庁に押収された10本のナイフについて「事前にすべて試し切りをした。一番切れるナイフ一本を、2件の事件で使った」と供述していることが25日、分かった。

 警視庁はこのナイフが連続殺傷の二つの事件に使われたと断定。小泉容疑者は最も殺傷能力の高い刃物を選んだとみられ、明確な殺意を裏付ける有力な供述とみている。

 警視庁によると、このナイフは全長約33センチ、刃渡り約20センチの片刃で、血が付着していた。ほかにも血が付いた手袋や作業着などを押収しており、DNA型の鑑定をした結果、被害に遭ったさいたま市の山口剛彦さん(66)夫妻、東京都中野区の吉原健二さん(76)の妻靖子さん(72)のうち、少なくとも一人と一致することが分かった。警視庁でさらに詳細な鑑定を急いでいる。

 調べでは、このナイフは柄と刃の間にプラスチック製のつばが付けられ、柄の部分には白い布が巻かれていた。警視庁は、小泉容疑者が手を滑らせてけがをしないように細工したとみている。

 小泉容疑者は出頭時にナイフ十本と手袋、作業着などを所持していた。ナイフ九本は、サバイバルナイフ六本、折り畳み式ナイフ一本などで、後部座席に置かれた段ボール箱の中にあったが、この血の付いたナイフだけは袋に入れられていた。スポニチ2008年11月25日

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2008年11月25日

元次官連続襲撃事件■小泉容疑者の不可解な供述「ペット」を読み解く■象徴的な「父親殺害」?

20081124kkoizumi_father.jpg小泉容疑者の犯行動機が不可解とするニュースが多いが、容疑者の人格が殺された野良犬(やたらに吼えまくるご近所迷惑なクレーマー)と同一化していると仮定すれば、これまで伝えられた犯人の不思議な行動の全容が見えてくる。
 「34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!やつらは今も罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている」(TBSnews)

ペットとは、ペニスの象徴である。それも、外付きの毛むくじゃらの性器である。
と、考えることができるならば、ペットの殺害は、少年の去勢にも似たショックを受けた可能性がある。
 
(父親は餌付けした野良犬の処分を息子に無断で保健所に任せたというが、そのときの息子の反応はどうだったのか?
処分に対して、父親は息子に対してどんな説明を行ったのか?)

小泉少年がペットの殺害という、象徴的な「去勢」によって失ったものは、幼児的な「万能感」であろう。
 積年の恨みを晴らすために「生きる」ということは、その回復のために生きたことを意味する。

(点とは、逸脱であり、二つの点を結ぶ線は「回復」を意味する)

《凶器は、ペニスの象徴》
「刃渡り20cmの大型ナイフには血痕が付着し、つばの部分が改造されていた」(FNNnews)

刃渡りが30センチではなく、20センチであるところがミソだ。ペットを野に放つがごとくの凶行(放生)である。

凶器の「血痕の付着」に関しては、血液が「精液」の象徴となっているのではないか。

小泉容疑者にとって「テロ」とは、紛れもない性行動(display)であり、射精の記念として「精液」の付着したナイフを大切に保管するような、奇妙な性癖の持ち主といえるのではないか。

この意味で、母親との関係も含めて、独身であった容疑者の女性遍歴に対して非常なる興味心が湧いてくる。

まさかと思っているが、犯人は宮崎勤のようにうぶな男?

《標的は、なぜ元次官だったのか?》
この件に関しては、容疑者は「国を動かしているのは、政治家ではなく官僚だから」と述べているが、殺人事件の常として論理が飛躍していることはいうまでもない。
大義は、「根源的な悪」の退治としているようだが、これは私怨の域を超えているといわざるをえず、この意味では、犯人の人格はとてつもなく巨大化(神格化?)している。
 関取のように(国民の声を代表して)、土俵の上で「根源的な社会悪」を相手にして格闘しているかのようだ。

しかし、「次官」は象徴的な「父親」だとすれば、意味が解けてくる。しかし、現段階では、シンボリックな接点が不明。

父親の職業は、自営業だが、どんな仕事なのか、この点はこれまでのところ不明である。

(父親が自営業主の場合、息子の父親越えは事実上困難で、家業を継ぐか、挫折しかない?
ここから非英雄の道が選択される?)

《犯人は、まるで殺された野良犬》

父親は、どんでもない罪を犯した息子に対して「腹を切っ」て、ご迷惑をかけた世間様にお詫びをしろといっているようだが、かっての野良犬に対するがごとき態度でもって息子の処分を「保健所」に任せたがっていることは見やすいと思う。

万葉集には「成り代わり」という言葉が記されている。この意味は、死んだ彼に成り代わって、歌人がその胸中を歌うことを意味していたように記憶している。

なまじ性格が「やさし」かったがために、長じてからの彼は父親の嫌う野良犬に成り代わり、「吼えまく」り、放生の崖てに「人」に咬みついて、父親への復讐を果たしたのだ。


註)犯人は、理系のインテリ(佐賀大の理工学部に進学。一年留年の後、中退。数学が得意科目)である点にも着目しているが、この点は省く。




■小泉容疑者の人物像、各地でトラブル
 不可解な動機の一方で、用意周到にも見える犯行。小泉容疑者とはいったいどのような人物なのでしょうか?

 まだ小学生だった頃の小泉容疑者を写した一枚の写真。彼がいま、「犯行の動機」として語るのは、30年以上も昔の少年時代の記憶です。

 「子供のころ、ぺットを殺された」、「子供のころから大人になったら仕返しをしてやろうと思った」。

 彼のいうペットとは、実家の駄菓子店でエサをあげていた野良犬のことではないかと父親はいいます。

 「確か(小泉容疑者が)小学校時代だろう。(餌付けした野良犬が)あまりにも人に向かってほえる。保健所ですかね。私が言ったか、連れていったか」(小泉容疑者の父親)

 小泉容疑者のものとみられる、TBSのホームページへの書き込み。そこにも、こんな文面がありました。

 「34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!やつらは今も罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている」

 “殺された犬の仕返し”という供述に、地元の保健所は困惑を隠せません。

 「処分を目的でやっている訳ではないし、基本的に動物は家族の一員として、大事にしてほしいと願っているので、ちょっと心外に思います」(柳井健康福祉センター 徳永健一次長)

 それにしても、なぜ犬の仕返しの相手が2人の元次官やその家族になるのでしょうか。厚生労働省は狂犬病予防法を所管してはいますが、襲撃された元次官2人が直接、担当したことはないといいます。しかも、保健所を運営するのは都道府県などの自治体です。

 不可解な「動機」・・・。いったい、小泉容疑者とはどんな人物なのでしょうか?

 「(Q.小泉容疑者はどういう性格だったか?)だいたい素直な・・・。(Q.幼いころにケンカとかは?)そういうことは聞いてません」(小泉容疑者の父親)

 「笑顔が良くて、今みたいなイメージは想像できない。けっこう控えめな感じだったと思う」(小泉容疑者の小学校から高校までの友人)

 ケンカもせず、優しく、勉強ができたという小泉容疑者は、県内でも有数の進学校へと進みます。高校を卒業する時の卒業新聞には、こんな言葉を残しています。

 「見ざる、聞かざる、言わざる」

 一体どんな思いで、この言葉を残したのか・・・

 その後、国立の佐賀大学理工学部に進学するも中退。東京のコンピュータ関連会社に就職しましたが、そこも2、3年で辞め、横浜で宅配便のアルバイトなどをしていたという小泉容疑者。

 広島に引っ越した際には、近隣住民とこんなトラブルを起こしていました。

 「とにかく壁をたたかれた。『うるさい』と言って・・・。キレたらヤバイというか」(近くに住んでいた女性)

 13年前に家業を継ぐため、一度実家のある山口県に戻ってきたこともありましたが、その生活も長くは続きませんでした。

 全国を転々として、10年ほど前から現在のアパートに住んでいた小泉容疑者。古くからの友人は、小泉容疑者が些細な点を気にする性格だと話します。

 「(小泉容疑者は)時代劇が好きで、一つ気にくわないことがあると、俳優の目を見るとスポットライトがうつっている。それを見ると、おもしろくないんじゃと言っていた」(小泉容疑者の小学校から高校までの友人)

 5年前には、小泉容疑者がアパートの近くで工事をしていた会社に怒鳴り込んだことがあったといいます。

 「クラクションを鳴らして、大声で『出てこい』と」(クレームを受けた工事会社)

 さらに、その半年後には工事会社の社長の自宅を調べ、深夜にミニバイクで乗りつけて、トラブルになっていました。

 「夜中にどなり声がしていて、『出てこい!出てこい!』とかって大きな声で。近所の人が『どうしたんですか』と優しく言ったんですけど、『関係ねぇよ!』って」(トラブルを目撃した人)

 家賃を滞納することは一度もありませんでしたが、住んでいたアパートの住人とはたびたびトラブルになっていた小泉容疑者。アパートの大家が実家に電話をしたこともあったといいます。

 「あまりにも短期間で、皆さんが出て行くからね、退出してほしいと思ったんです」(容疑者が住んでいたアパートの大家)

 出頭の直前に書いた手紙が23日、父親のもとに届きましたが、父親はその内容を明かしていません。(24日17:50)[081124日19時51分更新]TBSnews

元次官ら殺傷、他にも犯行計画と供述
 元厚生事務次官らを狙った連続殺傷事件です。警視庁に車で乗り付け銃刀法違反の疑いで逮捕された男は取り調べに対し、「他にも厚生省の幹部をやるつもりだった」などと供述していることが新たにわかりました。

 22日、警視庁に出頭し、銃刀法違反の容疑で逮捕された小泉毅容疑者ですが、取り調べに対し、「高級官僚が悪い」、「ほかにも厚生省の幹部をやるつもりだった」などと、旧厚生省幹部のキャリア官僚を標的にしていたことを供述しているということです。

 警視庁は小泉容疑者が2人の事務次官宅襲撃以外に、“第3の犯行”を計画していた可能性があるとみています。

 一方、犯行の動機について、小泉容疑者は「子供の頃、保健所にペットを殺された。大人になったら仕返ししようと思い、そのために生きてきた」などと供述していることもわかりました。

 小泉容疑者の出頭直前、TBSテレビのホームページには本人からとみられる書き込みがあり、ここにも「保健所に家族を殺された」などと、保健所に対する恨みがつづられていました。

 警視庁など捜査本部では山口県にある実家に捜査員を派遣し、保健所への恨みから旧厚生省幹部を狙うに至った経緯を解明するため父親から事情を聴いています。(24日17:12)[081124日19時21分更新]TBSnews

小泉容疑者の収入源がわからない〜捜査幹部
 元厚生事務次官らの連続殺傷事件で、警視庁と埼玉県警の共同捜査本部は24日、22日に警視庁に出頭し、銃刀法違反容疑で逮捕された小泉毅容疑者(46)の関係個所の捜索と検証を行った。

 小泉容疑者は現在、無職ということだが、アパートの家賃なども滞ることなく支払われていたという。また、ある捜査幹部は、「小泉容疑者の収入源がわからない」とも話している。

 共同捜査本部では、小泉容疑者の生活実態についても詳しく調べ、事件の全容を解明する方針。[081124日20時8分更新]日テレnews24
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2008年11月17日

糖尿病考■NHKのスペシャル番組「病の起源第5集」より

昨夜の9時にNHKのスペシャル番組で「糖尿病」の放映があった。

インドやオランダの国で、妊婦が戦時中の食糧不足などで飢餓体験をすると、3000g未満の低体重児が生まれやすいという。
 こういう子どもたちが大きくなって美食に溺れると糖尿病にかかりやすく、この理由として、体質的に糖を分解するインシュリンの分泌が少ないからという説を紹介していた。

ナレーターの女優・渡辺えりさんの話によると、確か、糖尿病対策として「質素」な食生活をすればいいのかなといっていたところに、そうではないとして、妊婦の飢餓体験云々の紹介を行っていたが、「質素」と「飢餓」では、全くの別問題では。

糖尿病がインシュリンの分泌の能力に関係していて、能力の高い欧米人は肥満になっても糖尿病になりにくく、能力の低い日本人は肥満にならずに糖尿病に陥るというのは、当然の帰結か。

■病の起源 第5集 糖尿病
〜想定外の“ぜいたく”〜

およそ1万3千年前に農耕を開始した人類。飢餓を克服する一方で、急速に飽食の社会を作り上げた。その結果、狩猟採集生活を送っていたころには考えられなかった、糖尿病という病に悩まされることになった。現在、世界の糖尿病患者は2億4千万人にも上る。特に日本人は、糖尿病になりやすい体質であることが分かってきた。血液中の糖を細胞に取り込み、血糖値を下げる働きを持つインスリン。このホルモンを分泌する、すい臓の能力が欧米人に比べ低いのだ。原因は縄文時代から近代に至るまで、数千年にわたる食生活にあるという。
さらに最近では、胎児期の栄養状態によって、糖尿病になりやすい体質が作られることも明らかになってきた。日本の若い女性たちの「やせたい」という願望が、将来の糖尿病患者を増加させる恐れも指摘されている。
高度肥満になってしまう人の脳の分析、肥満を治療する手術など、最新の研究を織り交ぜながら、女優・渡辺えりさんが人類の歴史に秘められた糖尿病の謎に迫る。
NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/special/onair/081116.html



と、「謎に迫る」と締めくくっているが、「起源」も含めて何の謎も明らかにできていないような不満がくすぶっている。
 オレの考えを言えば、患者の「心の問題」は避けて通れないし、今日の経済的な問題「金融危機」は、ある意味では、糖尿病的だなと思っており、追って思うところを書くつもりでいる。
posted by 9組の秋六 at 05:49| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

愛知一宮のクレーン殺人事件■「過剰」の意味する者とは何か?

この事件のもつ「過剰」性を「読み解く」とサブりたかったが、情報の乏しい現段階では無理。

事件は、今月の11月1日に起きている。そして、同月4日の未明に被害者の甥会社役員が殺人容疑で逮捕されている。

報道によると、遺産相続等をめぐってトラブルがあったと伝えるが、容疑者の甥仲島弘将(32)は遺産の直接の相続者ではないことは明らかだ。

容疑者一家は、工場を経営していて借金3億円を抱えていたというが、この負債額が「過剰」なものかどうかは不明。
被害者からも数千万円を借りていたという。

被害者仲島孝治さん=当時(57)は、金属加工業の経営者である。鉄棒のような鈍器で顔を殴られ、クレーンで首を吊り下げられての窒息死である。
この殺害方法に対して、「ヒチコックのサスペンス映画のようだ」と評する記事もある。

この意味は、司法関係者でない者があだかも絞首刑に処するかのような「サスペンス」性を読んでのことだったと記憶している。

神ならぬ者が神であるがごとく被害者を死刑に処すような不気味さに、クレーン殺人の「過剰」性を感じ取っている。

不渡りを出して、自宅が競売にかけられたことは、容疑者にとって非常なる「ショック」である限り、犯行動機の「過剰」性は感じ取れない。
しかし、この競売の件は被害者とは直接の関係はないと見ているが、仮に「積年の恨み」とおくならば、ここからは逆に動機の「過剰」性が出てくるのではなかろうか。


■クレーン事件容疑者、会社の借金3億円 被害者にも数千万円
2008年11月4日 中日新聞夕刊

 愛知県一宮市の金属加工業仲島孝治さん=当時(57)=が自社工場内のクレーンにつるされて殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されたおいの会社役員仲島弘将容疑者(32)の一家が経営する会社が、孝治さんから数千万円の借金があったことが、一宮署捜査本部の調べで分かった。孝治さんから「金を返せ」と執拗(しつよう)に迫られていたほか、「貧乏人」と言われることもあったといい、捜査本部は金銭トラブルが感情のもつれに発展した末の犯行とみている。

 弘将容疑者は「遺産相続などでもめ、積年の恨みがあった。全部一人でやった」と容疑を認めている。

 調べでは、孝治さんと、弘将容疑者の一家は1993年ごろ、遺産相続をめぐりトラブルになり、孝治さんの主張通りに財産分与が決まった。このときのトラブルでは、孝治さんが弘将容疑者の母を殴ることもあったという。

 孝治さんは先代から受け継いだ工場を発展させ、業績を伸ばす一方、弘将容疑者一家の会社は事業がうまくいかずに3億円ほどの借金があった。不渡りを出し、自宅は競売にかけられていた。孝治さんからも数千万円の借金があり、返済が滞ったために人前でののしられることもあったという。

 これまでの調べでは、弘将容疑者は9月1日午後6時半ごろ、工場内で孝治さんを待ち伏せ、いきなり顔面を鉄棒で殴りつけた上、首にワイヤを巻きクレーンにつり下げて窒息死させた疑い。捜査本部は4日午後、同容疑者を送検した。

■「相続などで恨み」供述 愛知のクレーン殺人容疑者
 愛知県一宮市で金属加工会社経営仲島孝治さん=当時(57)=がクレーンにつるされて殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されたおいの会社役員仲島弘将容疑者(32)が「遺産相続などでもめ、(仲島さんに)積年の恨みがあった」と供述していることが4日、分かった。

 弘将容疑者の家族は遺産相続や金の貸借などをめぐり、以前から仲島さんとトラブルになっていたとされ、県警はこうした経緯から同容疑者が恨みを募らせ犯行に及んだとみて詳しい経緯を捜査している。

 弘将容疑者は仲島さんの実兄の長男。調べでは、同容疑者の家族は、仲島さんの祖父の遺産の配分などをめぐって仲島さんと約15年前から対立。最近も会社を経営する親族が仲島さんから資金を借り入れたが返済が滞り、繰り返し返済を求められていたという。2008/11/04 06:17 【共同通信】

■実家、事件直後競売に=「相続で恨み」と弘将容疑者−経営者クレーン殺人・愛知
 愛知県一宮市の金属加工会社経営仲島孝治さん=当時(57)=が工場内のクレーンにつるされ、殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されたおいで会社役員仲島弘将容疑者(32)の父親は、経営していた会社の資金繰りに困り、事件直後に自宅を競売に掛けられていたことが4日、分かった。
 父親は仲島さんの実兄に当たるが、弘将容疑者は調べに対し、約15年前の祖父の遺産相続絡みで「積年の恨みがあった」などと供述。実家の競売とは「関係ない」と話しているが、県警捜査1課などは関連があるとみて調べている。(2008/11/04-12:57)時事ドットコム

■被害者のおいを逮捕=「遺産相続で恨み」と供述−経営者クレーン殺害・愛知県警

 愛知県一宮市の工場で9月、金属加工会社経営仲島孝治さん(57)が工場内のクレーンにつるされ、殺害された事件で、県警捜査1課などは4日未明、殺人容疑で近くに住む仲島さんのおいで、会社役員仲島弘将容疑者(32)を逮捕した。「遺産相続をめぐり、積年の恨みがあった」などと、容疑を認めているという。
 調べでは、弘将容疑者は9月1日夜、同市大赤見の工場内で仕事をしていた仲島さんの顔面を近くにあった金属製の棒で複数回殴打。約10メートル引きずった上、首にワイヤを二重に巻き付け、クレーンからつり下げ、殺害した疑い。(2008/11/04-02:26)時事ドットコム
■「次はお前の番」と電話の男=ワイヤ殺人、長男も標的か−愛知県警
 愛知県一宮市の工場内で金属加工会社経営仲島孝治さん(57)がクレーンからつり下げられ殺害された事件で、事件に関与したとみられる男が、仲島さんの長男(19)に電話をかけた際、「次はお前の番だ」などと話していたことが5日、県警捜査1課などの調べで分かった。
 男は、仲島さんの女性関係について非難めいた発言もしており、同課などは仲島さんの交友関係をめぐるトラブルが事件の原因となった可能性もあるとみて、捜査を進めている。(2008/09/05-10:19)時事ドットコムクレーン殺人容疑 おい逮捕

■一宮の32歳 「遺産でもめた」
 愛知県一宮市の金属加工業「仲孝(なかたか)工業所」社長、仲島孝治さん(当時57歳)が今年9月、自社工場内で殺害された事件で、県警一宮署の捜査本部は4日未明、仲島さんのおいで、同市大赤見、金属加工会社経営仲島弘将容疑者(32)を殺人容疑で逮捕した。弘将容疑者は「積年の恨みがあった」などと供述し、容疑を認めているという。

 発表によると、弘将容疑者は9月1日午後6時半頃から同9時過ぎまでの間に、仲島さんを工場内で待ち伏せ、工場へ入ってきたところを鉄の棒で顔面などを複数回殴りつけた上、首にワイヤ(長さ約2メートル、直径約1センチ)を巻き付け、クレーンにつるして殺害した疑い。仲島さんの死因はけい部圧迫による窒息死。

 弘将容疑者は犯行後、現場近くに止めた車の中から、仲島さんの携帯電話を使って、長男(19)に電話をかけ、「いいものを見せてやるから、工場へ来い」などと呼び出していた。また、「(仲島さんが)俺の女に手を出し、借金までさせられた」とも話していたが、電話の内容を裏付けるような事実はなく、同本部では捜査をかく乱するのが目的だったとみている。

 仲島さんの携帯電話については、「壊して、木曽川に捨てた」と説明しているという。

 弘将容疑者は動機について、「(仲島さんの親の)遺産を巡ってもめたほか、父親が仲島さんに借金をし、返済を迫られていた。積年の恨みがあった」と供述しているという。捜査本部では、仲島さんが1人でいる時間帯を狙った手口などから、工場の様子にも詳しい、仲島さんの周辺にいる者の犯行の可能性が強いとみて調べていた。

■平然と現場検証立ち会う

 仲孝工業所社長の仲島孝治さん(当時57歳)を殺害したのは、おいだった。

仲島弘将容疑者の逮捕が発表された4日未明、親類の犯行だと知った関係者に衝撃が走った。

 「とても人を殺せるような子じゃない。事件の後、元気づけてくれたのに……」。弘将容疑者の逮捕に、仲島さんの母、勢津さん(85)は言葉を失った。

 弘将容疑者は仲島さん殺害事件の以降は、毎日、勢津さん方に立ち寄り、「元気か?」と気遣ってくれたという。近所でも仕事熱心と評判で、3日に親族の1人から、「弘将(容疑者)が警察に連れて行かれ、自供した」と電話連絡が入った際も、「そんなことありえない」と怒ったという。

 弘将容疑者は、仲孝工業所の近くで金属加工会社を経営。事件後、捜査本部が同工業所で行った現場検証には平然とした表情で立ち会い、捜査員に状況を説明していた。

 近所に住む主婦は「朝にごみの収集所で会うと、いつも元気な声であいさつしていたのが印象的だった。なぜ、こんな事件を起こしたのか」と驚いていた。

(2008年11月4日 読売新聞)

■クレーンで首を吊り殺害、強い恨みか

 この事件は1日、一宮市の金属加工会社で、経営者の仲島孝治さん(57)が、首にワイヤーをまかれ、工場のクレーンにつるされた状態で殺されていたものです。

 司法解剖の結果、仲島さんの死因は、クレーンで首をつるされたことによる窒息死と見られていますが、鈍器のようなもので激しく殴られ、頭の骨が折れていたこともわかりました。

 このため警察は、仲島さんは顔を激しく殴られた後、首にワイヤーを巻かれ、クレーンにつり下げられたと見ています。

 また、仲島さんの遺体が発見される前、仲島さんの長男の携帯電話に、男の声で工場に来いと呼び出す電話が繰り返しかかっていたこともわかり、警察は、仲島さんへの強い恨みを持った犯行と見て、交友関係などにトラブルがなかったか捜査しています。(03日11:44)
[080903日12時44分更新]TBSnews
posted by 9組の秋六 at 04:24| 福岡 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月12日

西武ライオンズ優勝の日本シリーズを振り返る

田母神論文の思考レベルを「幼稚」と評することはたやすいが、さて難題の「村山談話」をどう克服するか?
これも同程度のレベルでありながら、越えられずにいる一種深刻な戦後的な問題がある。
マスコミ受けを狙うならば、「村山談話」の支持表明に限るし、賢明な選択肢というものだ。

(おかげで、オレは食いはぐれの毎日。・・・関係ねえ?)

「戦争」とはどういうものかについて考えながら、日本シリーズを観戦していた。
内心では、早く終わってくれと、半ば祈りながら。しかし、決着が最終戦までもつれ込んだため、心の中はボロボロ?

収穫は、読みが的中したことだ。だから、書く気になった。

要点だけを取り出せば、西武球団の擁する岸投手を巨人の強力打線が打ち崩せなかったことが敗因だ。
これは、絶対的な守護神上野由紀子投手を擁して北京オリンピックで金メダルを勝ち取った日本ソフトボールチームと同じような構図を持っていたことになる。

勝因を簡単に分析すれば、次の二つだ。

1 「絶対的」な守護神がいる。
2 敗戦の責任体制が出来上がっている。

このことを言い換えるならば、「絶対的」な守護神がおらず、かつ、分散型の責任体制の下ではいくら戦っても勝ちが遠のくということだ。

この場合の「神」を神学上のそれとするのではなく、数学論上の「絶対者」と置き換えての理解をあえて求めたいと思っている。

■アパとの密接ぶり、次々明らかに=公用車でパーティー、戦闘機搭乗許可−田母神氏

11月11日19時6分配信 時事通信

 政府見解と異なる意見を発表して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長(60)=3日付で定年退職=と、懸賞論文を主催した「アパグループ」の密接ぶりが11日、次々と明らかになった。公用車でパーティー出席、戦闘機に体験搭乗。「資金提供などは一切受けたことがない」と言い切った田母神氏だが、論文は最優秀賞に選ばれ、300万円の賞金を手にする。
 田母神氏はこの日の参院外交防衛委員会で、月曜日だった6月2日に開かれたアパの元谷外志雄代表の出版パーティーに公用車で出掛けたことを認めたほか、同社主催の「日本を語るワインの会」に計3回出席、同代表が航空自衛隊の戦闘機F15に体験搭乗した際、空幕長として許可したことを明らかにした。
posted by 9組の秋六 at 05:44| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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