2009年01月05日

ガザ侵攻〜1月4日早朝地上作戦に突入■続報■「ハマス」の黒いメッセは、これか?

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■イスラエルのガザ侵攻 国連や仏などから非難の声

 イスラエル軍がパレスチナ自治区・ガザへ侵攻したことについて、国連や仲介にあたったフランスなどから非難の声が上がっています。

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は3日、深刻な懸念を表明するとともに、イスラエルのオルメルト首相に電話で地上作戦の即時停止を求めました。また、フランス外務省も、「イスラム原理主義組織『ハマス』によるロケット弾攻撃と同じく、ガザ侵攻を非難する」という声明を発表しました。一方、米国務省のマコーマック報道官は、パレスチナの市民が犠牲になる可能性について留意する必要があるとイスラエル政府に伝えたことを明らかにしましたが、この状況を招いた責任は「ハマス」にあるというこれまでの立場は崩しませんでした。[090104日18時56分更新]ANNnews

■イスラエル軍、地上作戦で激しい攻撃
 パレスチナ自治区ガザへの地上作戦に踏み切ったイスラエル軍は、攻撃開始から9日目となる4日の朝も、激しい攻撃を続けています。

 イスラエル軍は、3日夜、ガザ地区に兵士や戦車を侵攻させ、地上作戦を開始しました。

 パレスチナの対イスラエル強硬派ハマスによるロケット弾攻撃を阻止するためとしていますが、ハマス側も迫撃砲で反撃するなど戦闘となり、双方に死傷者が出ている模様です。

 イスラエル軍は、4日朝も攻撃を続けていて、先月27日の空爆開始以降、パレスチナ人の死者は480人を超えました。

 一方、国連では安全保障理事会の緊急会合が開かれ、リビアが即時停戦を求める声明案を提示しました。しかし、アメリカが「効果が期待できない」と反対する立場を示すなどしたため、協議は決裂し、合意には至りませんでした。(04日16:33)[090104日21時9分更新]TBSnews

■ガザ攻撃エスカレート、その背景は
 イスラエルが地上作戦を開始し、ガザへの攻撃をエスカレートさせる背景には、国内の事情がありました。

 ついにガザ侵攻に踏み切ったイスラエル。国際社会の非難が強まる中で続けられる、このあまりの強硬姿勢は何なのか。その大きな理由は「国内世論」と言われています。

 実は来月、イスラエルは総選挙を迎えるのです。事前の世論調査では、「ハマス排除」を鮮明にする右派政党の躍進が予想されており、これに危機感を深めた現政権が攻撃に踏み切った、という指摘です。

 これに加え、アメリカのオバマ次期大統領が中東での「対話路線」を模索する中、政権移行期の今がガザ攻撃のチャンスとみた、とも言われているのです。

 こうした中、ガザ攻撃への反発は日に日に高まっています。イスラエル北部で行われたアラブ系住民のデモ。実に10万人が集まり、人々の間にはイスラエルへの怒りが溢れていました。

 「ホロコーストで苦しんだ人たちが、どうしてガザに同じことをするんだ」(デモ参加者)
 「ハマスがガザを守らずに誰が守るの?」

 ハマスが徹底抗戦を宣言する中、犠牲者がさらに増えるのは必至で、今後、事態が泥沼化することも懸念されています。(04日17:40)[090104日21時9分更新]TBSnews

*ホロコースト=ナチスによるユダヤ人の大虐殺を言う。


■イスラエル地上軍、ガザに侵攻 ハマス応戦、犠牲者拡大も(NIKKEINET)
 【カイロ=安部健太郎】イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)、パレスチナ自治区ガザへ地上部隊の侵攻を始めた。先月27日に大規模空爆を始めて以降、地上部隊がガザに入るのは初めてで、戦闘は新たな局面に入った。ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスも応戦しており、事態が泥沼化する恐れがある。

 欧州連合(EU)などによる調停の動きも出ているが、事態収拾までには時間がかかりそうだ。オバマ次期米政権の発足を目前にして中東情勢は一気に緊迫化してきた。

 戦車や歩兵などイスラエル軍の地上部隊がガザに侵入した。4日には主要幹線道路など戦略拠点を制圧し、ガザ地区を南北に分断、主要都市ガザ市を包囲した。商業地区への砲撃などで多数の犠牲者が出ている。 (01:36)

■イスラエル軍が地上侵攻、ハマスも兵士殺害
 先月27日からパレスチナ自治区ガザへの空爆を続けてきたイスラエル軍は日本時間4日朝早く、戦車などの地上部隊を侵攻させた。ロケット攻撃を続けるイスラム原理主義組織「ハマス」のロケット発射施設への攻撃が目的としていて、侵攻後、既に武装したパレスチナ人数十人を殺害したという。ハマス側はイスラエル軍兵士9人殺害したとしている。

 イスラエル・バラク国防相は、今回の作戦について「簡単なものではなく、短期では終わらないだろう」と話し、長期化を示唆している。一方、ハマス側は「イスラエル軍は、敵地に入り込んだネズミのようなものだ」と述べ、今回の侵攻に対して徹底抗戦の構え。また、侵攻後の戦闘で9人のイスラエル軍兵士を殺害したとしている。

 これまでのパレスチナ側の死者は、民間人を含む450人以上に上っている。[090104日20時17分更新]日テレnews24

社説1 中東の暴力の連鎖防ぐ外交が急務だ(NIKKEINET12/29)
 イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザを連日空爆し、300人近い死者が出ている。イスラエル側がガザに対する軍事作戦を継続する方針を表明する一方、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスはあらゆる手段で反撃すると宣言した。暴力の連鎖で、さらに多くの血が流れる恐れが強い。

 国連安全保障理事会は「すべての暴力」と「すべての軍事活動」の即時停止を求める声明を発表した。双方は多数の市民を巻き込むような行為を停止すべきだ。国際社会はあらゆるチャンネルを通じて事態沈静化のための外交を進める必要がある。

 6月に実現したハマスとイスラエルの停戦合意は、19日に失効したばかりだった。ガザからイスラエル領内へのロケット弾攻撃などが相次いでいたため、イスラエルはガザ攻撃を自衛行動と位置付けている。だが、人口が密集しているガザへの空爆は、多くの市民の命を危険にさらすと予期できたはずだ。

 ハマスやイスラム聖戦などパレスチナ側武装組織が繰り返すロケット弾攻撃も、住民の安全を脅かし、緊張をことさら高める。こうした行為も当然、非難されるべきである。

 大きな問題は、半年間の停戦の期限を迎えたのに停戦継続に向けた外交が低調だったことだ。6月の停戦合意を仲介したエジプトをはじめとして、周辺諸国や主要国の最近の仲介外交は活発とは思えなかった。

 パレスチナ側で多数の人命が失われた結果、中東諸国では反イスラエルの空気がさらに強まるが、周辺諸国は一段の緊張激化を避けるための外交努力を求められている。

 そして何よりもイスラエル側の自制が不可欠だ。イスラエルでは来年2月の総選挙で右派の野党リクードの優勢が伝えられており、政権維持を目指す与党第一党のカディマなども対パレスチナ強硬姿勢に傾きやすい状況にある。これ以上の流血を抑えるため、米国はイスラエルへの影響力行使を強めるべきである。

 今回の衝突再燃は、米国の政権移行の時期に起きた。イラク戦争後の現地情勢悪化など中東政策でつまずいたブッシュ政権は、昨年11月に任期中のイスラエル・パレスチナ和平合意達成の目標を掲げたが、交渉は進展しなかった。1月下旬に発足するオバマ次期政権は、中東和平という大きな宿題を引き継ぐ。


原油価格の高騰は、市場から引き上げたオイルマネーの運用開始のサインか?

画像は、TBSnews。
posted by 9組の秋六 at 03:52| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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