2008年11月28日

元次官連続襲撃事件V■小泉容疑者=オタク=非英雄の犯行と性格分析

インドなどの爆破テロからの連想で、日本で起きたこの元高級官僚を狙った連続襲撃事件は、負け組が勝ち組に対して仕掛けた国内戦争だという見方が当初?は出ていたが、犯人の個人情報などの新事実が明るみになると、所詮は、宮崎勤のようなオタク(=非英雄)特有の犯罪ということではないのか。

オタクの一番の特徴は、仕事よりは趣味優先である。
勉強で言えば、面白いことに対しては熱中するが、そうでなければ一転して学習意欲をなくしてしまうから、有名校に進学して壁にぶち当たると、学業成績は下位を低迷して無気力な学生生活を送るか、中途退学してしまうかのいずれかであろう。

こういう性格がもろに現れたのが「自首」で、最初は高級官僚の「10人殺害」を計画するが、元要人らの身辺警護が強化されると、途端にやる気を失せて、「投降」している。

収入と支出のバランス感覚は、ある程度保たれているが、失職などで収入の道が途絶えると、再起のための努力を放棄して、自己破産の道に突き進み、そのまま社会のどぶ川に身を投じて溺死するケースである。


こういう人間が育った背景として、志賀直哉に代表される「白樺派」の色濃い影響を考えている。
「等身大」のヒューマニストいうべきか、いい子と悪い子の同居というべきか、人間の在り方にたいして「等身大」であることを求められたことが、一つの原因になっていると考えている。

 そして、この種の人間の出す最後の答えは、いつも「和解」なのだ。


■小泉容疑者、ネット株取引で多額損失
 元厚生事務次官宅を狙った連続殺傷事件で、小泉毅容疑者がインターネットの株取引で多額の損失を出していたとみられることがわかりました。また、調べに対しては、「1年以上前から犯行を計画していた」と供述していることです。

 これまでの調べで、逮捕された小泉毅容疑者には、消費者金融などでおよそ100万円の借金があったことがわかっていますが、その後の調べで、小泉容疑者がインターネットで株取引をしていたことがわかりました。

 少なくともこの1年は定職についておらず、借金は株取引で失敗したものによるとみられています。

 また、小泉容疑者は、数か月前から刃物を購入するなど、具体的な犯行の準備をしていたとみられていますが、調べに対し「1年以上前から犯行を計画した」と供述していることがわかりました。

 この時期を選んだ理由について、小泉容疑者は、「11月は日暮れが早く、逃げるときに見つかりにくいから」と説明、さらに「人生に未練がなくなった」と話しているということです。

 捜査本部は、こうした犯行計画をめぐる供述と、借金を抱え経済的に困窮していた状況が関連があるかどうか調べを進めています。(27日11:25)[081127日19時19分更新]TBSnews

元厚生次官宅襲撃、ダガーナイフ所持
 元厚生事務次官宅の連続襲撃事件で逮捕された男が、秋葉原の無差別殺傷事件で犯行に使われ、殺傷能力の高い「ダガーナイフ」を所持していたことがわかりました。

 銃刀法違反の疑いで逮捕された小泉毅容疑者は、警視庁に乗り付けた車の中に10本の刃物を所持していました。この中に、両刃で殺傷能力が高い「ダガーナイフ」が含まれていたことが新たに分かりました。

 小泉容疑者は所持していたナイフについて、「夏頃から都内の専門店などで購入した」と供述しているということです。

 一方、今月17日に山口剛彦さん夫婦が殺害される5日前、小泉容疑者がさいたま市内のリサイクル店でパソコンやタンスなど家財道具を処分していたことがわかりました。

 「(小泉容疑者は)『お金はいいから、プラスマイナスゼロでもっていってください』と・・・」(リサイクルショップ店長)

 パソコンには、株取引のためのファイルのほか、アニメの少女画像が残っていたということです。店では住宅地図や長さ1.5メートルほどのバールも回収したといい、店長が使い道を聞くと・・・。

 「(小泉容疑者は)『これで体を鍛えてました』と。何でバールで体を鍛えるのか聞くと、『いや、重いですから』と」(リサイクルショップ店長)

 捜査本部は、小泉容疑者が事件前に身辺整理をしたとみて、パソコンや地図に事件に関わる資料が残っていないか分析を進めています。(27日17:15)[081127日21時10分更新]TBSnews
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2008年11月26日

元次官連続襲撃事件U■事件の背後にあるのは、日本版エデイプスコンプレックス?

この上に何を書き加える必要があろうか、と考えるのは、ケチな性分のゆえか。
後に、絶望的な無力感に苛まれやすい関係(ムダムダムダ?)もあるが、とにかく、思うところを書くことにする。

タイトルにもあるように、この連続襲撃事件の背後にあるのは、小泉容疑者の持つコンプレックスである。抑圧された父親へのアグレッシブな感情が地下のマグマとなり、(人格的な変成作用を受け)地表に迸り出たものがほかならぬ「凶行」という見方を採用している。

とんでもない事件を起こす犯人というのは、人知れぬ家族的な問題を抱えており、この個人的な問題解決のために事件を起こすような心的機制を隠し持っている可能性がある。
機制=からくりの解読こそ、必要であり、急務であろう。
情報のコピーではなく、先鞭を付けたいと思っている。

ウィキを参考にすると、「エデイプス神話」は、次のように要約できる。

父王ライオスは神託を受けて、子をもうければその子はお前を殺すであろうから妻とは交わるなと告げられる。が、ある日、酒乱の末に、禁を破ったために、妻は身ごもってしまう。
 子は生まれるが、殺すには忍びなく、ブローチで踵を刺した後、従者に命じて山中に棄てることを決意する。
 従者は子に恵まれなかったある夫婦に預け、去る。
 夫婦は足が腫れていたから、エデイプスと名づける。
 エデイプスは比類なく強い子供として大きくなり、王の子どもではないかと噂になるほど。
 ある日、三叉路で出会った馬車に乗った老人とトラブルになり、力に任せて、実の父と知らずに殺してしまう。

この後に、エデイプスはスフィンクスの謎を解いて、倒した功績でテーバイの王となり、実の母と知らずに娶り、交わり、4児をもうける。
エデイプスがテーバイの王となると、不作と疫病が続いたので預言者に神託を請うと、「父王ライオス殺害のけがれのため」と告げられる。
やがて、真実を知ると、エデイプスは狂乱の末に、ブローチでわが目を突き刺して、めしいになる。

エデイプス神話は「神話」であるが、土台は一人の人間の見た「夢」であり、ほとんど手を加えない忠実な記述と見ている。
 したがって、登場する人物や物には、象徴的な意味が隠されいるはずで、1例を挙げるならば、「ブローチ」とは「女の良心」を意味する言葉であろう(フロイトは、この意味を解き明かしていたかな?)。

ところで、犯人の心理を分析するためにエデイプス神話が参考になるといっても、これを日本版コンプレックスに焼直さないとてんで話にならないことは、書くまでもない。
 持論であるが、エデイプス神話に登場する「父王ライオス」は「美しい・娘の王」と読み換える必要がある。
 で、これをやれば、どんな展開になるか見当もつかぬ、と書けば、なんとも無責任な話になるかな(笑)
 

もし私の読みが正しければ、小泉容疑者が父親(つまり、「美しい・娘の王」)宛に書いたという手紙の内容は、突如として「和解」を告げる(父親自身が息子の頭を疑う)奇怪なものではないのかな。


↑はずれて、もともとだよ。


ついでに、ピッピッピッ ♂♂♂ ハトマク、ハトマクっと。

■元次官宅襲撃:毎日新聞にも「事件」と「自首」の書き込み
 「元事務次官を殺した」と東京・霞が関の警視庁本部に出頭して銃刀法違反容疑で逮捕された小泉毅(たけし)容疑者(46)が書いたとみられる「元厚生次官宅襲撃事件について」と題した書き込みが、出頭約2時間前の22日午後7時すぎ、毎日新聞へ送られていた。ニュースサイト「毎日jp」の「お問い合わせ」コーナーから送信されたもので、24時間態勢ではチェックしていない部署へ届いていた。

 全文は以下の通り。

日時 2008年11月22日午後7時8分

件名 元厚生次官宅襲撃事件について

今回の決起は年金テロではない!

今回の決起は34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!

私はマモノ(元官僚)1匹とザコ(マモノと共生しているやつら)1匹を殺したが、やつらは今も毎年、何の罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている。

無駄な殺生はするな!!!

無駄な殺生をすれば、それは自分に返ってくると思え!

<日本警察の捜査能力に疑問>

・私は左利きである。(吉原の妻に聞けば分かること)

・私は靴ひもタイプを使ってない。

・吉原の妻に使った凶器は山口を殺した包丁を使用した。

・山口の件では最初に出てきたのは剛彦である。

最初から逃げる気は無いので今から自首する。

以上

毎日新聞 2008年11月24日 19時24分(最終更新 11月24日 23時18分)




■小泉毅容疑者「一番切れるもの使った」
 元厚生次官ら連続殺傷事件で、銃刀法違反の疑いで逮捕された小泉毅容疑者(46)が、警視庁に押収された10本のナイフについて「事前にすべて試し切りをした。一番切れるナイフ一本を、2件の事件で使った」と供述していることが25日、分かった。

 警視庁はこのナイフが連続殺傷の二つの事件に使われたと断定。小泉容疑者は最も殺傷能力の高い刃物を選んだとみられ、明確な殺意を裏付ける有力な供述とみている。

 警視庁によると、このナイフは全長約33センチ、刃渡り約20センチの片刃で、血が付着していた。ほかにも血が付いた手袋や作業着などを押収しており、DNA型の鑑定をした結果、被害に遭ったさいたま市の山口剛彦さん(66)夫妻、東京都中野区の吉原健二さん(76)の妻靖子さん(72)のうち、少なくとも一人と一致することが分かった。警視庁でさらに詳細な鑑定を急いでいる。

 調べでは、このナイフは柄と刃の間にプラスチック製のつばが付けられ、柄の部分には白い布が巻かれていた。警視庁は、小泉容疑者が手を滑らせてけがをしないように細工したとみている。

 小泉容疑者は出頭時にナイフ十本と手袋、作業着などを所持していた。ナイフ九本は、サバイバルナイフ六本、折り畳み式ナイフ一本などで、後部座席に置かれた段ボール箱の中にあったが、この血の付いたナイフだけは袋に入れられていた。スポニチ2008年11月25日

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2008年11月25日

元次官連続襲撃事件■小泉容疑者の不可解な供述「ペット」を読み解く■象徴的な「父親殺害」?

20081124kkoizumi_father.jpg小泉容疑者の犯行動機が不可解とするニュースが多いが、容疑者の人格が殺された野良犬(やたらに吼えまくるご近所迷惑なクレーマー)と同一化していると仮定すれば、これまで伝えられた犯人の不思議な行動の全容が見えてくる。
 「34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!やつらは今も罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている」(TBSnews)

ペットとは、ペニスの象徴である。それも、外付きの毛むくじゃらの性器である。
と、考えることができるならば、ペットの殺害は、少年の去勢にも似たショックを受けた可能性がある。
 
(父親は餌付けした野良犬の処分を息子に無断で保健所に任せたというが、そのときの息子の反応はどうだったのか?
処分に対して、父親は息子に対してどんな説明を行ったのか?)

小泉少年がペットの殺害という、象徴的な「去勢」によって失ったものは、幼児的な「万能感」であろう。
 積年の恨みを晴らすために「生きる」ということは、その回復のために生きたことを意味する。

(点とは、逸脱であり、二つの点を結ぶ線は「回復」を意味する)

《凶器は、ペニスの象徴》
「刃渡り20cmの大型ナイフには血痕が付着し、つばの部分が改造されていた」(FNNnews)

刃渡りが30センチではなく、20センチであるところがミソだ。ペットを野に放つがごとくの凶行(放生)である。

凶器の「血痕の付着」に関しては、血液が「精液」の象徴となっているのではないか。

小泉容疑者にとって「テロ」とは、紛れもない性行動(display)であり、射精の記念として「精液」の付着したナイフを大切に保管するような、奇妙な性癖の持ち主といえるのではないか。

この意味で、母親との関係も含めて、独身であった容疑者の女性遍歴に対して非常なる興味心が湧いてくる。

まさかと思っているが、犯人は宮崎勤のようにうぶな男?

《標的は、なぜ元次官だったのか?》
この件に関しては、容疑者は「国を動かしているのは、政治家ではなく官僚だから」と述べているが、殺人事件の常として論理が飛躍していることはいうまでもない。
大義は、「根源的な悪」の退治としているようだが、これは私怨の域を超えているといわざるをえず、この意味では、犯人の人格はとてつもなく巨大化(神格化?)している。
 関取のように(国民の声を代表して)、土俵の上で「根源的な社会悪」を相手にして格闘しているかのようだ。

しかし、「次官」は象徴的な「父親」だとすれば、意味が解けてくる。しかし、現段階では、シンボリックな接点が不明。

父親の職業は、自営業だが、どんな仕事なのか、この点はこれまでのところ不明である。

(父親が自営業主の場合、息子の父親越えは事実上困難で、家業を継ぐか、挫折しかない?
ここから非英雄の道が選択される?)

《犯人は、まるで殺された野良犬》

父親は、どんでもない罪を犯した息子に対して「腹を切っ」て、ご迷惑をかけた世間様にお詫びをしろといっているようだが、かっての野良犬に対するがごとき態度でもって息子の処分を「保健所」に任せたがっていることは見やすいと思う。

万葉集には「成り代わり」という言葉が記されている。この意味は、死んだ彼に成り代わって、歌人がその胸中を歌うことを意味していたように記憶している。

なまじ性格が「やさし」かったがために、長じてからの彼は父親の嫌う野良犬に成り代わり、「吼えまく」り、放生の崖てに「人」に咬みついて、父親への復讐を果たしたのだ。


註)犯人は、理系のインテリ(佐賀大の理工学部に進学。一年留年の後、中退。数学が得意科目)である点にも着目しているが、この点は省く。




■小泉容疑者の人物像、各地でトラブル
 不可解な動機の一方で、用意周到にも見える犯行。小泉容疑者とはいったいどのような人物なのでしょうか?

 まだ小学生だった頃の小泉容疑者を写した一枚の写真。彼がいま、「犯行の動機」として語るのは、30年以上も昔の少年時代の記憶です。

 「子供のころ、ぺットを殺された」、「子供のころから大人になったら仕返しをしてやろうと思った」。

 彼のいうペットとは、実家の駄菓子店でエサをあげていた野良犬のことではないかと父親はいいます。

 「確か(小泉容疑者が)小学校時代だろう。(餌付けした野良犬が)あまりにも人に向かってほえる。保健所ですかね。私が言ったか、連れていったか」(小泉容疑者の父親)

 小泉容疑者のものとみられる、TBSのホームページへの書き込み。そこにも、こんな文面がありました。

 「34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!やつらは今も罪の無い50万頭ものペットを殺し続けている」

 “殺された犬の仕返し”という供述に、地元の保健所は困惑を隠せません。

 「処分を目的でやっている訳ではないし、基本的に動物は家族の一員として、大事にしてほしいと願っているので、ちょっと心外に思います」(柳井健康福祉センター 徳永健一次長)

 それにしても、なぜ犬の仕返しの相手が2人の元次官やその家族になるのでしょうか。厚生労働省は狂犬病予防法を所管してはいますが、襲撃された元次官2人が直接、担当したことはないといいます。しかも、保健所を運営するのは都道府県などの自治体です。

 不可解な「動機」・・・。いったい、小泉容疑者とはどんな人物なのでしょうか?

 「(Q.小泉容疑者はどういう性格だったか?)だいたい素直な・・・。(Q.幼いころにケンカとかは?)そういうことは聞いてません」(小泉容疑者の父親)

 「笑顔が良くて、今みたいなイメージは想像できない。けっこう控えめな感じだったと思う」(小泉容疑者の小学校から高校までの友人)

 ケンカもせず、優しく、勉強ができたという小泉容疑者は、県内でも有数の進学校へと進みます。高校を卒業する時の卒業新聞には、こんな言葉を残しています。

 「見ざる、聞かざる、言わざる」

 一体どんな思いで、この言葉を残したのか・・・

 その後、国立の佐賀大学理工学部に進学するも中退。東京のコンピュータ関連会社に就職しましたが、そこも2、3年で辞め、横浜で宅配便のアルバイトなどをしていたという小泉容疑者。

 広島に引っ越した際には、近隣住民とこんなトラブルを起こしていました。

 「とにかく壁をたたかれた。『うるさい』と言って・・・。キレたらヤバイというか」(近くに住んでいた女性)

 13年前に家業を継ぐため、一度実家のある山口県に戻ってきたこともありましたが、その生活も長くは続きませんでした。

 全国を転々として、10年ほど前から現在のアパートに住んでいた小泉容疑者。古くからの友人は、小泉容疑者が些細な点を気にする性格だと話します。

 「(小泉容疑者は)時代劇が好きで、一つ気にくわないことがあると、俳優の目を見るとスポットライトがうつっている。それを見ると、おもしろくないんじゃと言っていた」(小泉容疑者の小学校から高校までの友人)

 5年前には、小泉容疑者がアパートの近くで工事をしていた会社に怒鳴り込んだことがあったといいます。

 「クラクションを鳴らして、大声で『出てこい』と」(クレームを受けた工事会社)

 さらに、その半年後には工事会社の社長の自宅を調べ、深夜にミニバイクで乗りつけて、トラブルになっていました。

 「夜中にどなり声がしていて、『出てこい!出てこい!』とかって大きな声で。近所の人が『どうしたんですか』と優しく言ったんですけど、『関係ねぇよ!』って」(トラブルを目撃した人)

 家賃を滞納することは一度もありませんでしたが、住んでいたアパートの住人とはたびたびトラブルになっていた小泉容疑者。アパートの大家が実家に電話をしたこともあったといいます。

 「あまりにも短期間で、皆さんが出て行くからね、退出してほしいと思ったんです」(容疑者が住んでいたアパートの大家)

 出頭の直前に書いた手紙が23日、父親のもとに届きましたが、父親はその内容を明かしていません。(24日17:50)[081124日19時51分更新]TBSnews

元次官ら殺傷、他にも犯行計画と供述
 元厚生事務次官らを狙った連続殺傷事件です。警視庁に車で乗り付け銃刀法違反の疑いで逮捕された男は取り調べに対し、「他にも厚生省の幹部をやるつもりだった」などと供述していることが新たにわかりました。

 22日、警視庁に出頭し、銃刀法違反の容疑で逮捕された小泉毅容疑者ですが、取り調べに対し、「高級官僚が悪い」、「ほかにも厚生省の幹部をやるつもりだった」などと、旧厚生省幹部のキャリア官僚を標的にしていたことを供述しているということです。

 警視庁は小泉容疑者が2人の事務次官宅襲撃以外に、“第3の犯行”を計画していた可能性があるとみています。

 一方、犯行の動機について、小泉容疑者は「子供の頃、保健所にペットを殺された。大人になったら仕返ししようと思い、そのために生きてきた」などと供述していることもわかりました。

 小泉容疑者の出頭直前、TBSテレビのホームページには本人からとみられる書き込みがあり、ここにも「保健所に家族を殺された」などと、保健所に対する恨みがつづられていました。

 警視庁など捜査本部では山口県にある実家に捜査員を派遣し、保健所への恨みから旧厚生省幹部を狙うに至った経緯を解明するため父親から事情を聴いています。(24日17:12)[081124日19時21分更新]TBSnews

小泉容疑者の収入源がわからない〜捜査幹部
 元厚生事務次官らの連続殺傷事件で、警視庁と埼玉県警の共同捜査本部は24日、22日に警視庁に出頭し、銃刀法違反容疑で逮捕された小泉毅容疑者(46)の関係個所の捜索と検証を行った。

 小泉容疑者は現在、無職ということだが、アパートの家賃なども滞ることなく支払われていたという。また、ある捜査幹部は、「小泉容疑者の収入源がわからない」とも話している。

 共同捜査本部では、小泉容疑者の生活実態についても詳しく調べ、事件の全容を解明する方針。[081124日20時8分更新]日テレnews24
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2008年11月17日

糖尿病考■NHKのスペシャル番組「病の起源第5集」より

昨夜の9時にNHKのスペシャル番組で「糖尿病」の放映があった。

インドやオランダの国で、妊婦が戦時中の食糧不足などで飢餓体験をすると、3000g未満の低体重児が生まれやすいという。
 こういう子どもたちが大きくなって美食に溺れると糖尿病にかかりやすく、この理由として、体質的に糖を分解するインシュリンの分泌が少ないからという説を紹介していた。

ナレーターの女優・渡辺えりさんの話によると、確か、糖尿病対策として「質素」な食生活をすればいいのかなといっていたところに、そうではないとして、妊婦の飢餓体験云々の紹介を行っていたが、「質素」と「飢餓」では、全くの別問題では。

糖尿病がインシュリンの分泌の能力に関係していて、能力の高い欧米人は肥満になっても糖尿病になりにくく、能力の低い日本人は肥満にならずに糖尿病に陥るというのは、当然の帰結か。

■病の起源 第5集 糖尿病
〜想定外の“ぜいたく”〜

およそ1万3千年前に農耕を開始した人類。飢餓を克服する一方で、急速に飽食の社会を作り上げた。その結果、狩猟採集生活を送っていたころには考えられなかった、糖尿病という病に悩まされることになった。現在、世界の糖尿病患者は2億4千万人にも上る。特に日本人は、糖尿病になりやすい体質であることが分かってきた。血液中の糖を細胞に取り込み、血糖値を下げる働きを持つインスリン。このホルモンを分泌する、すい臓の能力が欧米人に比べ低いのだ。原因は縄文時代から近代に至るまで、数千年にわたる食生活にあるという。
さらに最近では、胎児期の栄養状態によって、糖尿病になりやすい体質が作られることも明らかになってきた。日本の若い女性たちの「やせたい」という願望が、将来の糖尿病患者を増加させる恐れも指摘されている。
高度肥満になってしまう人の脳の分析、肥満を治療する手術など、最新の研究を織り交ぜながら、女優・渡辺えりさんが人類の歴史に秘められた糖尿病の謎に迫る。
NHKオンライン http://www.nhk.or.jp/special/onair/081116.html



と、「謎に迫る」と締めくくっているが、「起源」も含めて何の謎も明らかにできていないような不満がくすぶっている。
 オレの考えを言えば、患者の「心の問題」は避けて通れないし、今日の経済的な問題「金融危機」は、ある意味では、糖尿病的だなと思っており、追って思うところを書くつもりでいる。
posted by 9組の秋六 at 05:49| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

愛知一宮のクレーン殺人事件■「過剰」の意味する者とは何か?

この事件のもつ「過剰」性を「読み解く」とサブりたかったが、情報の乏しい現段階では無理。

事件は、今月の11月1日に起きている。そして、同月4日の未明に被害者の甥会社役員が殺人容疑で逮捕されている。

報道によると、遺産相続等をめぐってトラブルがあったと伝えるが、容疑者の甥仲島弘将(32)は遺産の直接の相続者ではないことは明らかだ。

容疑者一家は、工場を経営していて借金3億円を抱えていたというが、この負債額が「過剰」なものかどうかは不明。
被害者からも数千万円を借りていたという。

被害者仲島孝治さん=当時(57)は、金属加工業の経営者である。鉄棒のような鈍器で顔を殴られ、クレーンで首を吊り下げられての窒息死である。
この殺害方法に対して、「ヒチコックのサスペンス映画のようだ」と評する記事もある。

この意味は、司法関係者でない者があだかも絞首刑に処するかのような「サスペンス」性を読んでのことだったと記憶している。

神ならぬ者が神であるがごとく被害者を死刑に処すような不気味さに、クレーン殺人の「過剰」性を感じ取っている。

不渡りを出して、自宅が競売にかけられたことは、容疑者にとって非常なる「ショック」である限り、犯行動機の「過剰」性は感じ取れない。
しかし、この競売の件は被害者とは直接の関係はないと見ているが、仮に「積年の恨み」とおくならば、ここからは逆に動機の「過剰」性が出てくるのではなかろうか。


■クレーン事件容疑者、会社の借金3億円 被害者にも数千万円
2008年11月4日 中日新聞夕刊

 愛知県一宮市の金属加工業仲島孝治さん=当時(57)=が自社工場内のクレーンにつるされて殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されたおいの会社役員仲島弘将容疑者(32)の一家が経営する会社が、孝治さんから数千万円の借金があったことが、一宮署捜査本部の調べで分かった。孝治さんから「金を返せ」と執拗(しつよう)に迫られていたほか、「貧乏人」と言われることもあったといい、捜査本部は金銭トラブルが感情のもつれに発展した末の犯行とみている。

 弘将容疑者は「遺産相続などでもめ、積年の恨みがあった。全部一人でやった」と容疑を認めている。

 調べでは、孝治さんと、弘将容疑者の一家は1993年ごろ、遺産相続をめぐりトラブルになり、孝治さんの主張通りに財産分与が決まった。このときのトラブルでは、孝治さんが弘将容疑者の母を殴ることもあったという。

 孝治さんは先代から受け継いだ工場を発展させ、業績を伸ばす一方、弘将容疑者一家の会社は事業がうまくいかずに3億円ほどの借金があった。不渡りを出し、自宅は競売にかけられていた。孝治さんからも数千万円の借金があり、返済が滞ったために人前でののしられることもあったという。

 これまでの調べでは、弘将容疑者は9月1日午後6時半ごろ、工場内で孝治さんを待ち伏せ、いきなり顔面を鉄棒で殴りつけた上、首にワイヤを巻きクレーンにつり下げて窒息死させた疑い。捜査本部は4日午後、同容疑者を送検した。

■「相続などで恨み」供述 愛知のクレーン殺人容疑者
 愛知県一宮市で金属加工会社経営仲島孝治さん=当時(57)=がクレーンにつるされて殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されたおいの会社役員仲島弘将容疑者(32)が「遺産相続などでもめ、(仲島さんに)積年の恨みがあった」と供述していることが4日、分かった。

 弘将容疑者の家族は遺産相続や金の貸借などをめぐり、以前から仲島さんとトラブルになっていたとされ、県警はこうした経緯から同容疑者が恨みを募らせ犯行に及んだとみて詳しい経緯を捜査している。

 弘将容疑者は仲島さんの実兄の長男。調べでは、同容疑者の家族は、仲島さんの祖父の遺産の配分などをめぐって仲島さんと約15年前から対立。最近も会社を経営する親族が仲島さんから資金を借り入れたが返済が滞り、繰り返し返済を求められていたという。2008/11/04 06:17 【共同通信】

■実家、事件直後競売に=「相続で恨み」と弘将容疑者−経営者クレーン殺人・愛知
 愛知県一宮市の金属加工会社経営仲島孝治さん=当時(57)=が工場内のクレーンにつるされ、殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されたおいで会社役員仲島弘将容疑者(32)の父親は、経営していた会社の資金繰りに困り、事件直後に自宅を競売に掛けられていたことが4日、分かった。
 父親は仲島さんの実兄に当たるが、弘将容疑者は調べに対し、約15年前の祖父の遺産相続絡みで「積年の恨みがあった」などと供述。実家の競売とは「関係ない」と話しているが、県警捜査1課などは関連があるとみて調べている。(2008/11/04-12:57)時事ドットコム

■被害者のおいを逮捕=「遺産相続で恨み」と供述−経営者クレーン殺害・愛知県警

 愛知県一宮市の工場で9月、金属加工会社経営仲島孝治さん(57)が工場内のクレーンにつるされ、殺害された事件で、県警捜査1課などは4日未明、殺人容疑で近くに住む仲島さんのおいで、会社役員仲島弘将容疑者(32)を逮捕した。「遺産相続をめぐり、積年の恨みがあった」などと、容疑を認めているという。
 調べでは、弘将容疑者は9月1日夜、同市大赤見の工場内で仕事をしていた仲島さんの顔面を近くにあった金属製の棒で複数回殴打。約10メートル引きずった上、首にワイヤを二重に巻き付け、クレーンからつり下げ、殺害した疑い。(2008/11/04-02:26)時事ドットコム
■「次はお前の番」と電話の男=ワイヤ殺人、長男も標的か−愛知県警
 愛知県一宮市の工場内で金属加工会社経営仲島孝治さん(57)がクレーンからつり下げられ殺害された事件で、事件に関与したとみられる男が、仲島さんの長男(19)に電話をかけた際、「次はお前の番だ」などと話していたことが5日、県警捜査1課などの調べで分かった。
 男は、仲島さんの女性関係について非難めいた発言もしており、同課などは仲島さんの交友関係をめぐるトラブルが事件の原因となった可能性もあるとみて、捜査を進めている。(2008/09/05-10:19)時事ドットコムクレーン殺人容疑 おい逮捕

■一宮の32歳 「遺産でもめた」
 愛知県一宮市の金属加工業「仲孝(なかたか)工業所」社長、仲島孝治さん(当時57歳)が今年9月、自社工場内で殺害された事件で、県警一宮署の捜査本部は4日未明、仲島さんのおいで、同市大赤見、金属加工会社経営仲島弘将容疑者(32)を殺人容疑で逮捕した。弘将容疑者は「積年の恨みがあった」などと供述し、容疑を認めているという。

 発表によると、弘将容疑者は9月1日午後6時半頃から同9時過ぎまでの間に、仲島さんを工場内で待ち伏せ、工場へ入ってきたところを鉄の棒で顔面などを複数回殴りつけた上、首にワイヤ(長さ約2メートル、直径約1センチ)を巻き付け、クレーンにつるして殺害した疑い。仲島さんの死因はけい部圧迫による窒息死。

 弘将容疑者は犯行後、現場近くに止めた車の中から、仲島さんの携帯電話を使って、長男(19)に電話をかけ、「いいものを見せてやるから、工場へ来い」などと呼び出していた。また、「(仲島さんが)俺の女に手を出し、借金までさせられた」とも話していたが、電話の内容を裏付けるような事実はなく、同本部では捜査をかく乱するのが目的だったとみている。

 仲島さんの携帯電話については、「壊して、木曽川に捨てた」と説明しているという。

 弘将容疑者は動機について、「(仲島さんの親の)遺産を巡ってもめたほか、父親が仲島さんに借金をし、返済を迫られていた。積年の恨みがあった」と供述しているという。捜査本部では、仲島さんが1人でいる時間帯を狙った手口などから、工場の様子にも詳しい、仲島さんの周辺にいる者の犯行の可能性が強いとみて調べていた。

■平然と現場検証立ち会う

 仲孝工業所社長の仲島孝治さん(当時57歳)を殺害したのは、おいだった。

仲島弘将容疑者の逮捕が発表された4日未明、親類の犯行だと知った関係者に衝撃が走った。

 「とても人を殺せるような子じゃない。事件の後、元気づけてくれたのに……」。弘将容疑者の逮捕に、仲島さんの母、勢津さん(85)は言葉を失った。

 弘将容疑者は仲島さん殺害事件の以降は、毎日、勢津さん方に立ち寄り、「元気か?」と気遣ってくれたという。近所でも仕事熱心と評判で、3日に親族の1人から、「弘将(容疑者)が警察に連れて行かれ、自供した」と電話連絡が入った際も、「そんなことありえない」と怒ったという。

 弘将容疑者は、仲孝工業所の近くで金属加工会社を経営。事件後、捜査本部が同工業所で行った現場検証には平然とした表情で立ち会い、捜査員に状況を説明していた。

 近所に住む主婦は「朝にごみの収集所で会うと、いつも元気な声であいさつしていたのが印象的だった。なぜ、こんな事件を起こしたのか」と驚いていた。

(2008年11月4日 読売新聞)

■クレーンで首を吊り殺害、強い恨みか

 この事件は1日、一宮市の金属加工会社で、経営者の仲島孝治さん(57)が、首にワイヤーをまかれ、工場のクレーンにつるされた状態で殺されていたものです。

 司法解剖の結果、仲島さんの死因は、クレーンで首をつるされたことによる窒息死と見られていますが、鈍器のようなもので激しく殴られ、頭の骨が折れていたこともわかりました。

 このため警察は、仲島さんは顔を激しく殴られた後、首にワイヤーを巻かれ、クレーンにつり下げられたと見ています。

 また、仲島さんの遺体が発見される前、仲島さんの長男の携帯電話に、男の声で工場に来いと呼び出す電話が繰り返しかかっていたこともわかり、警察は、仲島さんへの強い恨みを持った犯行と見て、交友関係などにトラブルがなかったか捜査しています。(03日11:44)
[080903日12時44分更新]TBSnews
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2008年11月12日

西武ライオンズ優勝の日本シリーズを振り返る

田母神論文の思考レベルを「幼稚」と評することはたやすいが、さて難題の「村山談話」をどう克服するか?
これも同程度のレベルでありながら、越えられずにいる一種深刻な戦後的な問題がある。
マスコミ受けを狙うならば、「村山談話」の支持表明に限るし、賢明な選択肢というものだ。

(おかげで、オレは食いはぐれの毎日。・・・関係ねえ?)

「戦争」とはどういうものかについて考えながら、日本シリーズを観戦していた。
内心では、早く終わってくれと、半ば祈りながら。しかし、決着が最終戦までもつれ込んだため、心の中はボロボロ?

収穫は、読みが的中したことだ。だから、書く気になった。

要点だけを取り出せば、西武球団の擁する岸投手を巨人の強力打線が打ち崩せなかったことが敗因だ。
これは、絶対的な守護神上野由紀子投手を擁して北京オリンピックで金メダルを勝ち取った日本ソフトボールチームと同じような構図を持っていたことになる。

勝因を簡単に分析すれば、次の二つだ。

1 「絶対的」な守護神がいる。
2 敗戦の責任体制が出来上がっている。

このことを言い換えるならば、「絶対的」な守護神がおらず、かつ、分散型の責任体制の下ではいくら戦っても勝ちが遠のくということだ。

この場合の「神」を神学上のそれとするのではなく、数学論上の「絶対者」と置き換えての理解をあえて求めたいと思っている。

■アパとの密接ぶり、次々明らかに=公用車でパーティー、戦闘機搭乗許可−田母神氏

11月11日19時6分配信 時事通信

 政府見解と異なる意見を発表して更迭された田母神俊雄前航空幕僚長(60)=3日付で定年退職=と、懸賞論文を主催した「アパグループ」の密接ぶりが11日、次々と明らかになった。公用車でパーティー出席、戦闘機に体験搭乗。「資金提供などは一切受けたことがない」と言い切った田母神氏だが、論文は最優秀賞に選ばれ、300万円の賞金を手にする。
 田母神氏はこの日の参院外交防衛委員会で、月曜日だった6月2日に開かれたアパの元谷外志雄代表の出版パーティーに公用車で出掛けたことを認めたほか、同社主催の「日本を語るワインの会」に計3回出席、同代表が航空自衛隊の戦闘機F15に体験搭乗した際、空幕長として許可したことを明らかにした。
posted by 9組の秋六 at 05:44| 福岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

新入社員のドキトキ日記1 ある先輩社員のパワハラに秘めた男根的欲望?

■永原(仮名)という男
入社して数週間目、仕事はできぬくせに、能書きばかり垂れている口先だけの男の存在が鬱陶しくなっている。
毎日のように、同じ注意を口にする。
「ボブの運転手が来るまで、仕事をするな」
オレはそのつもりで工事現場に着くと、黙って待機姿勢をとっているのに、なぜ指示を出すのか、その心を測りかねている。

冗談を口にすることはまずはない。職場では、仕事一筋のクソ真面目人間といえるかもしれない。
分かりやすいように、自分はこういう人間だ、と情報を開示することはない。
自分に自信がもてないのだろうか、会社のくれた安全ルールの手帳を何度も読み返し、その遵守でもって自分の良心と置き換えたがっているようだ。
 一方で、男が長崎出身だというので、オレは昔高島の炭鉱で先山をやったことがあるよといったところ、まるでリアクションのないことに対して不満を持った。
 こういう不満は、挨拶しても返さぬ人間に対しても覚える。
 対等という人間的な関係の構築を拒否して、窮屈な仕事上の先輩と後輩の関係を強いてくるといえばいいだろうか。

 毎日のように、不要な指示を聞くと、もう聞きたくない、いやだと思うのは、それがパワハラと心が受け止めているからだろう。
 これに対して、大事な言葉というのは、ほら吹き狼男のように日常茶飯事用いていたのでは、本番では機能しなくなるものだよと諭すことは有効な手段となるだろうか。
 たとえば、安全第一、という言葉がある。詩人がまずは使うことのない手垢にまみれた言葉である。
 朝な朝な繰り返すことで、事故防止につながると考えているのは、どこの会社でも同じであろう。
 いずれにしろ、大事な言葉の効果的な使い方についての議論や分析がないまま、垂れ流しの状況が続いている。

 この男の指示に従って、ある道を通ったところ、作業主任の神田から注意を受けたことがある。
「ベルトコンベアのそばを通るな」

 この時は、永原という男の指示に従って、さらに、けつについて歩いていたところ、オレだけが注意を受けた。
 当然のように、フォローもミスリードを詫びる言葉もなかった。
 この件で明らかになったことは、この男は自分の言動に対して責任を背負うことはせず、逃げようとしていることだ。

 これに限らず、こういうことが他にも何件かある。
 たとえば、ベルトコンベアの下の落鉱をすくう場合、水平にスコップで拾うやり方と深めに掘って、後で遠くの落鉱を埋め戻して、水平にならす方法の二通りがある。
 後者のやり方を採用しているのが永原のやり方で、この方法でやっていると、他の班の者から「深いよ」と注意を受けたことがある。
 問題は、どちらのやり方が楽か、という点にあるのだが、答えはすでに自明であろう。

 とにかく、この男はヒューマンミスを犯しやすい人間なのだ。
 これから先、この先輩社員の指示に従って、赤恥をかかされたり、ミスリードにしたがったために事故に遭遇という可能性も否定できないわけだが、これを黙って甘受すべきかどうかで迷っている。

 人間的には悪くはないと思っている。職場の環境もベストではないにしても悪くはないと思っている。むしろ、悪いのは己の性(サガ)だ。触発されてのそれが怖いと思っている。

 気がおかしくなりそうな時がある。この禁を破れば、いつもと変わらぬ地獄が待っている。


註1)この工場では、ベルトコンベアに巻き込まれての死亡事故が近年複数回起きているから、特に、ベルトコンベアに関しては神経を尖らせている。
 今度、死亡事故が起きれば、操業停止と勧告を受けているという。
 こういう事故の多発生は、会社側は規律の緩みからと考えられており、決められた作業手順やルールを厳守しておれば防ぎえた死亡事故という。
 そういういきさつもあって、改めてルールの厳しさを知らされたわけだが、ところで、工事のために、停止しているベルトコンベア(2M幅と圧倒されるほどの広さ)の場合、モーターのそばであっても原則的には通行可ではなかったのか。しかも鉄柵で囲っている場所である。
 つまり、作業主任神田の方に、勇み足ということができるのではないか。

 であるから、この件に関しては、麻生総理ではないが、主任のリーダーシップに疑念を持った。
 あのケースでは、先輩の行動を真似たことは状況から読み取ることが十分に可能なのだから、なぜ真っ先に先輩社員の方に注意を与えなかったのか、この点も気になるところである。


註2)職場の先輩と後輩という関係に対して、女(リブ)の言う男のヘゲモニーを感じ取っている。
 一言で言えば、同性愛的な男根的欲望だ。
 だから、両者の間では、ヘゲモニーをめぐって争いが起きる。
 アメリカの大統領ブッシュが仕掛けたイラク戦争は、家庭では満たされぬ男根的欲望を満たすためという見方も成立するはずだ。
 名目は、フセインの独裁国家に対して民主主義の移植という、解体と再建をセットにした美名の戦争であるが、常勝というアメリカンドリームに隠された男根的且つ潜在的願望を読み取ることもできよう。つまり、女権の強い家庭内やアメリカ国内ではもはや満たしえなくなっているから、国外の戦場を必要としているのではないか。

 職場もまた戦場である。
 要するに、主任が永井に注意を与えなかったのは、すでにヘゲモニーを確立しているからだ。
 そして、永原も同じような欲望をオレに対して隠し持っているのだ。

註3)イラク戦争問題は、2000年の大統領選挙における対立候補ゴアと接戦の末に(疑惑を伴った不透明な選出過程を経て?)ブッシュが勝ったという事情が深く関係している。
 ブッシュ大統領個人か、あるいは、共和党内部か、少なくとも大統領選挙において負い目をもったことが「絶対的な勝利」への希求を産んだことは想像に難いものではない。

 ・・・してみると、男の哀しいサガである男根的欲望に取り付かれての、無謀な仕掛けだったといえるのではないか。

■(2000年アメリカ大統領選挙は)アメリカ合衆国史上で最も接戦となった選挙のうちの1つであった。ベトナム戦争以後の「双子の赤字」を解消したクリントン政権後半は、ホワイトハウスの女性スキャンダルに巻き込まれ共和党の支配する保守系メディアの攻撃材料になった。共和党が「思いやりのある保守」を主張し、巻き返しを図ったため2000年の大統領選挙は民主=リベラル、共和=保守層が支持する構図となり稀に見る激戦となった。(「2000年アメリカ大統領選挙」wikipedeia)
posted by 9組の秋六 at 06:04| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

今、書きたいと思っていること

TS3A3944.JPG何のために発信するのか、ということをブロガーは一度として考えたことがあるのだろうか。
この自問風の問いかけに対して、ないと答える人が大半であろう。
仮に、あると答える人がいても、その答えは自己満足の類ではなかろうか。

では、オレはどうか?

オレの試みは、ただ興奮を鎮めるために発信する。したがって、鎮静化が内的に起きれば、発信しないこともある。
 っていうことにしておくか。

◎日雇い派遣の問題 責任感の欠如など
サービス残業の問題
リーダーの資質の問題
誰でもできる単純作業のはずが、なぜか・・・。
スロースターターにはきつい日替わりの仕事。
クソッタレメ!!

昔は酔っ払い天国 二転三転するひき逃げ犯吉田の供述
まだまだ何かを隠している?

糖尿病日記 働くと、足がちぎれるような痛みに襲われるけど、頑張っている?

金融問題
金融問題に、公金の投入は対症療法にすぎぬ。
政治が経済をコントロールできるという神話をぶち壊せ!!

三浦和義の自殺心理 ロージャックとローマジック
これは難しい論だ。しかし、罪や刑罰から逃れるために・・・といった巷に氾濫する俗説を超えるには、このハードルを高々と越える必要がある。

殺人犯の信じがたい供述集
勇樹君虐殺事件の真相は、単純な動機からだった?

◎兄貴が自殺 オレは多重人格者 オレを殺したがっている奴がいる?
男は育たないといわれた家系の血を受け継いでいる。オレに似ている美男(?)の二人の甥は、未婚でニート。
この血の意味するものは、天才の家系・・・。ただし、ひとりとして天才が誕生しない、あだ花ばかりの家系・・・(T_T)

職業と性格 職業から性格を割り出すことができるか?
クレーン殺人事件に隠された犯人の犯罪性向を読み解く。

私的自衛隊合憲論と田母神の論文9条の理解に、コピーは時代遅れ。解釈論を推し進めるならば、専守防衛論は不成立。
国際的な平和軍としてのみ生き残れる。
各国は自衛のための国権の発動を放棄さえすれば、言い換えると、国際紛争を解決する手段としての当該国が自らの軍隊の使用を禁じるとき、テロ国家はテロ国家としての本質をあらわにするのだ。
アメリカの一存で、北朝鮮の・・・(藁。

ある出版トラブル自費本の製作料の一部と思って払った50万円の金をS学社は「内金」と処理・・・。

クソッタレメ!!
posted by 9組の秋六 at 03:45| 福岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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